The march of the Black King LW-6400H-B2
実際のところ、このタイトルの元ネタは、『King』じゃなくって『Queen』なんでございますけれども
ね。(殴)
「SILENT KING-2」のPFC無しのシリーズでは青、PFC付きのシリーズでは赤でございました
が、こちらの箱は微妙な色合いでございますね。 箱が1部潰れておりますが、ご愛嬌ということ
で。(笑)
こちらも株式会社 エバーグリーンさんからのご提供の品でございまして、「SILENT KING-2」
シリーズのSerial-ATA対応モデルということでございますので、「SILENT KING-2S-ATA」とされ
ております。
PFC無しモデルには300W・350W・400Wの3種が、PFC付きのモデルには350W・400Wの2種が
ございますが、Serial-ATA対応モデルは、何故か400W1種だけでございます。

こちらに『能書』が書いてございますので、一応目を通しておいて下さい。

こちらが、LW-6400H-B2の全体像でござい
ます。
Serial-ATA対応モデルということでございます
ので、HK350-13BP-2と同様に+3.3Vも給電
されておりますS-ATAコネクタが、2系統付いて
おります。
筐体が黒光りしておりますが、安物の塗装では
無くめっきでございますので、ボロボロと剥げる
ようなことはございません。(笑)
折角ビスまで黒くなさるのでしたら、FANガードも黒くして頂ければ完璧でございましたのに。(爆)

こちらが、ラベルでございます。
PFC無しモデルのLW-6400H-2では、+3.3V/+5V/+12Vは、旧モデルが26A/35A/15Aでござい
ましたのが、26A/35A/20Aへと+12Vが強化されておりますのですが、Serial-ATA対応モデルは
以前のものでも、26A/35A/20Aでございましたので、Serial-ATA対応モデルは後発ということで
既に強化済みだったのでございましょうか?
そういえば、LW-6300H-2やHK350-13BP-2では記載のございませんでした、+3.3Vと+5Vの
合計出力制限が、240Wとされておりますですね。
後部の配置は、PFC無しモデルと同じでございます。

ということで、早速『腑分け』開始でございます
が...。
LW-6400H-B2という型番から、PFC無しモデル
に単にS-ATAコネクタを追加しただけかと思い
ましたが、基板から異なるのでございますね。
(汗)
しかし、左下の空きパターンの塊は、一体如何
いうことなのでございましょうか?

こちらがその「空きパターン」の部分でござい
ますが、何でしょねコレは?
4つ並んだDiodeのパターンは、「ブリッジ整流
回路」のように組合わされておりますようでござ
いますし。
手前には、『HK328-51AP REV:D』とござい
ます。

FANは、LW-6300H-2やHK350-13BP-2で
使用されておりましたRUILIAN SCIENCE &
TECHNOLOGYのRDL1225Sでは無く、以前
のモデルで採用されておりましたYate Loon
のD12SM-12でございます。
このモデルだけFANが異なるというのは、如何
いった理由なのでございましょうか?

LW-6300H-2やHK350-13BP-2とは異なり、
ACインレットには小基板は付いておりません。
Xコンが1つ、ぶら下っているだけでございます。

ご覧のようにブリッジにはRS806とございますの
で、800V・8Aのものでございます
その後のケミコンは、松下でございますねぇ。
こちらは、680µF・200Vの85℃品でございまして、
LW-6400Hで使用されていたものと同じもので
ございます。
1次側ヒートシンクには、Fairchild SemiconductorのKSE13009Lが2つとKSC5027-Rが並んで
おります。
2次側ヒートシンクには、STMicroelectronicsのSTPS2045CT、Mospec Semiconductorの
S30D40CとF16C20Cが、夫々シンクの表裏に1つずつございまして、F16C20Cだけがアノードに
フェライト・ビーズを履いております。

こちらではキャップを被ったヒューズに、更に
チューブが被せられております。
ヒュ-ズの両端の白と黒の線が、AC入力でござ
います。

手前はTexas InstrumentsのLM339N、奥は
Fairchild SemiconductorのKA7500Bでござ
います。
LW-6300H-2とは配置が異なりますが、同じ
組合せでございます。
今回は、なかなかイイ感じで、ちゃんとスタンプ
まで写ってますねぇ。(笑)
LM339Nの右の黒いケミコンは、Bor Hurng Electronics Enterpriseのもので、水色の奴は
Dongguan Win Shine Electronicのものでございます。
トロイダルの大きさが、随分と違いますですね。 緑色のケミコンは、TEAPOの2200µF・16Vの
105℃品、SCシリーズでございます。 その右手に4本ございます黒いケミコンは、2200µF・10V
の105℃品で、『UNITED』とございます。
FANコントロール用の小基板には、パターンは沢山ございますが実際に載っているのは、トラン
ジスタ1個と抵抗が2本だけでございます。 大きなトロイダルの後のF16C20Cの隣に、緑色の
サーミスタと思しきものがございますので、これで温度管理をしているということでございましょう。
FANへのラインは直付けでございまして、途中にもコネクタは入っておりません。

こちらは、コネクタへの出力部でございます。
1本1本基板に植わっておりますが、詰めがイマ
イチでございますねぇ。

こちらが、『裏画像』でございます。
表の空きパターンは、こちらの画像では右上
部分になります。
こちらにも、『HK328-51AP REV:D』とございます。 ご覧頂けますように、多くの抵抗やダイ
オードが実装されております。
さて、それでは組戻して点火してみることに致しましょうか。
ざっと、このような感じでございます。
『腑分け』させて頂くまでは、PFC無しモデルの400W版に単純にS-ATAコネクタを追加し、見て
くれ的には外装を黒くしただけのものと侮っておりましたが、実際にはご覧頂きました通り、基板
自体が全く異なるものでございました。
しかしながら、PFC無しモデルの400Wと出力的には全く同じでございますのに、Serial-ATA対応
モデルということで、態々基板を変更しているというのは、如何なる理由によるものなのでござい
ましょうか?

