本命−MicroATX


お疲れ様でした。今回の本命をご紹介させて頂きます。同じDELTA社製のMicro-ATX電源です。
これも、私にとっては非常に思い出深い電源なのです。って、解るかな。(笑)

箱入りです。
 この電源は、Justyさんが取扱っておりますが、
 単に、取扱っているというだけのようです。
 別に保証も付いて無いようですので。


全体像 底(下面)

サイズは、100mm(W) x 125mm(L) x 80.6mm(H)となっております。
何か、比較の対称になる様なものを、並べれば良かったですね。
底には80mmのFANが付いております。普通のサイズのFANですので、
電源にめり込んで、あ、逆かな?電源から飛び出しているのかな?

FANです
 ちなみに、こんな奴です。
 反射して良く見えませんが、
 自社製品のようです。


ラベル
 ラベル部分です。

 +5Vは15A、+3.3Vは10A、
 +12Vは5Aとなっております。


ラベルの型番は、DPS-145PB-100となっておりますが、箱にはDPS-145Wと書いてあります。
ちなみにDELTAさんのサイトでは、現在この型番のものは載っておりません。
近そうなのはDPS-111ABAというものらしいのですが、+5VSBの出力電流が異なります。
私のは0.72Aですが、DPS-111ABAは1Aとなっておりますので、新型でせふ。(笑)

基板です
 カバーを外したところです。
 なんといきなり裏画像ですね。(笑)
 基板の裏側しか見えません。

 はんだ付けは、まあまあという感じです。
 しかし、電源のはんだ付けというのは、
 PCの他のパーツに比べると汚いのは
 何故でしょうか?
 パーツが比較的大きいからとか言うのも、
 理由になるのでしょうか。


側面1 側面2

カバーを外したところを、横から見たところです。見通しが非常に悪いですね。
左の画像では、1次側のケミコンが見えますが TEAPO(智寶電子) 製のようです。
右の画像では、コネクタへの出力部分が見えますが、やはりキチンと処理されていますね。
サブボードの裏側には、チップ抵抗やチップコンデンサ等が付けられております。
やはり、このサイズでは色々と大変なのですね。

電源内部
 何とか基板を取り外したところです。

 あちこちと引っ掛かって、結構大変でした。
 小さいものは扱い辛いです。



半固定抵抗
 ありました、半固定抵抗です。
 サブボードにしっかりと付いておりますね。
 しかもガッチリと、固定されております。

 恐らくATX電源と同じく+5Vの方でしょうから、
 今回だけは見逃しましょうね。(笑)

 ここのケミコンは、日本ケミコン製。
 105℃品ですね。


コネクタ MBコネクタ

コネクタ部分です。ケーブルも短いですし、コネクタの数も少ないです。

さて、いよいよ本題に入りましょう。 (て、ここまでも前振りだったのですね。申し訳ない。)

右側の画像は、MBへのコネクタですが、良く見ると1本結線されておりません。
右から3番目の、18番pinなのですが。赤、赤、1つおいて黒、の1つおいてのところです。
この18番pinは、-5V なのです。そして、-5Vこそが、 私にとっては思い出深いのです。(笑)

以前から、PC電源に存在する-5Vと-12Vの出力というのは、何の為に有るものなのかと
思い悩んでおりましたところ、とある 「なんでも掲示板」 (なんのこっちゃ(笑))にて、
こちらではご高名なお二方が、折り良く-5Vについてご討論なされておりました。
これは良い機会とこっそりと脇から覗いておりましたが、確たる結論が出ないまま、
「日本流に半分こでどうでしょうか?」というご提案のもと、お二方は目出度くお手打ちと
相成ってしまいました。
これはいかんと思わずここで飛び込んでしまったのが、私の運の尽きでした。(笑)
あれ以来、そのお二方には、親しく弄んで頂いております。誠に有難いことで。(爆)

その懸案の-5Vの問題が解決できたの(かなぁ?)が、この電源のお陰なのです。

無い知恵を絞りまして、必死にサーチを掛けたところ、「SFX Power Supply Design Guide
なるものが引っ掛かりました。これが Micro-ATX電源 の規格書です。
(詳しくお知りになりたい方は、Linkのページよりどうぞ。)

「SFX Power Supply Design Guide」 によりますと、18番pinはNCでReservedとなっております。
しかし、なぜそうなったのかの記述は、残念ながら、そこにはございませんでした。
microATX Motherboard Interface Specification」等にも、何も書かれておりません。
この辺りは、規格書間で合致しません。こういうのが1番困るのです。
暫く考えましたところ、「microATX Electrical Design Suggestions」というものがあるのに
気がつきました。いぇ〜い! やっと見つけました。曰く、

「-5V信号は、オプショナル。ISAスロットの無いシステムでは、必要ではない。」
「-5V信号が使われない時は、SFX電源のようなコストを押さえた電源が使えます。」

というようなことが、書いてあります。
(私が「エゲレス語」が苦手なのは、皆さんとっくにご存知ですよね?)

つまり、-5V信号なんかは現在はほとんど使わないからどうでもいいよ、という感じです。
実際のところ、-5Vは古いISAカードの、そのまたごく一部しか使用していないらしいのです。

ということで、私が、とある「なんでも掲示板」(やっぱりしつこい?)にはまってしまう
一助を担ったのが、この電源なのです。

現在は、Micro-ATX電源も大分市中 (注:「おおいたしちゅう」では決してありません)
出回るようになりましたので、「18番pinが無い」と騒がれる方がいらっしゃいましたならば、
このページをご紹介下さりますよう、宜しくお願い申し上げます。
そしてぜひ、「電源の世界」にどっぷりとはまって頂きたいものです。(笑)

注: 余りにも寒いので、削除させて頂きます。


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