BIOS−修復方法


BIOSアップデートの失敗等によって、BIOSが破壊されてしまった場合や他のボード用のBIOSが
不幸にも書込まれてしまった場合(通常は、エラーメッセージが出てはじかれます。)などには、
このマシンは起動できなくなります。
このような不幸な事態に陥ってしまった場合、次のような方法で修復できる場合があります。

1.CMOS CLEAR

余り可能性は高くないが、とりあえず手軽に出来るので試してみる価値はあります。
通常、MB上に、「Clear CMOS」あるいは 「CMOS Clear」といったJumperがあるはずです。
「Keep」の位置に設定されていますのでこれを「Clear」にし、暫くの後に「Keep」の方に戻します。
この場合の「暫く」がどの程度なのかは、はっきり致しません。「5秒間」あるいは「10秒間」等と
マニュアルに明示されている場合もございますが、何も書かれていない場合もあります。

Jumperが無い、あるいは見つからない場合には、MBに実装されているCMOSデータ保持用の
電池(CR-2032)を抜いて、これもまた「暫く」放置して下さい。

注意:
CMOSをクリアする際には、「必ず電源を切り、ATX電源のコネクタを抜いて下さい。」と、
通常、マニュアルには記載されております。


2.ブートブロックが機能している場合

マシンの電源を入れた時に、画面には何も表示されないが、FDDをシークする場合には、
BIOSのブートブロックが機能しているので、FDDから再度Flashユーティリティーを実行して、
BIOSを修復することが出来ます。
ブートブロックは、通常Flashユーティリティーで上書きされることのないミニBIOSで、
ISAのVGAカードとFDDのみをサポートするものです。
ですから、もしもISAのVGAカードをお持ちであれば、ブートブロックが立ち上がるのが
解る筈です。(って、今時そんなものはなかなか手に入りませんが。)

(当然ですが別のマシンで)システム起動用のピュアなDOS(当然英語版になります。)の
フロッピーディスクを作製して、これからマシンを起動し、Flashユーティリティーを実行して
BIOSを修復すれば良いのですが、画面に何も表示されないのでは、コマンドを打つのにも
不安があります。そこで、エディタ等で autoexec.bat を作製し、

  flashutility.exe biosfile.ext /Py /Sn

というように記述して下さい。
flashutility.exe は、Flashユーティリティー名に、biosfile.ext は、BIOSファイル名になります。
/Py は、書込みを実行するというオプションで、/Sn は、現在のBIOSのバックアップを行わない
というオプションです。
例えば、 awardflash.exe 6bap2ca7.bin /Py /Sn のようになります。

後は、このフロッピーをドライブに挿入してマシンを起動し、無事に済みますようにと祈りながら、
暫く待つだけです。(笑)


3.最悪にも上記が無駄だった場合

メーカーあるいは販売代理店等で、破損したBIOSを修復してくれる場合もありますので、
問合せてみて下さい。
また、BIOSを修復してくれる業者がありますので、こちらにお願いすることも出来ます。


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