Tiger133、しつこくテスト中


さて、Tiger133というよりも、Apollo Pro 133A ではメモリ周りの遅さが指摘されております。
という訳で、今回は メモリ に関するテストを少々してみました。

メモリ4態
 とりあえず、手許にあったメモリ4種です。

 左端は、Apacer 製のPC100 CL=3のもの、
 次は、PC100 CL=2のバルク品、
 その次は、PC133 CL=3のこれまたバルク、
 右端も、PC133 CL=3のバルク品ですが、
 一応、Power Quotinet International
 きちんとした製品です。


チップその1 チップその2 チップその3 チップその4

それぞれ使用されておりますチップは、上のようなものでございます、って見難いですね。

Apacer製には、Texas Instruments の「TMS664」シリーズのものが使われております。
お次のものには、Hyundai Electronics Industries の「GM72V66841ET」が載っております。
7K」ですので、PC100 2-2-2のものに間違いございません。
3番目のものには、最近流行の M.tec のチップが載っております。詳細は調査中ですが、
残念ながら現在のところでは不明です。基板には、「TTI」とあります。
PQI社のものは M38E128S88 という製品なのですが、基板自体はHyundaiが載っているものと
全く同じものです。


次に、HWiNFO32 というソフトを使って、 メモリの情報を覗いてみましたのが下の画像です。
しかし、これでは全く見えませんね。(笑)
それぞれの画像をクリック致しますと、読めるサイズの画像が別窓で開きますのでご安心を。
HWiNFO32は、バージョンが0.9a BETAということですので、 正確なデータであるのかどうかは
解りかねますが。

メモリその1 メモリその2 メモリその3 メモリその4

それでは一発、ベンチマークでもかましてみましょう。今回使用致しましたソフトは、
最近流行?のSiSoftwareさんの SiSoft Sandra 2001 Standard でございます。
現在のバージョンは、2001.0.7.10となっております。
ちなみにSandraとは、(the System ANalyser, Diagnostic and Reporting Assistant) の
略だそうでございます。その名の通り、ただのベンチマーク・ソフトではございません。

Apacer PC100 CL=2

Sandraの1項目である Memory Benchmark は、このような画面になっております。
先ず最初は、Apacerのものを「PC100 CL=2」の設定で測定した値です。

Apacer PC133 CL=3

同じく、Apacerを「PC133 CL=3」の設定で測定した値です。
「PC133 CL=2」の設定ではWindows2000は起動するのですが、不安定で使えませんでした。

Hyundai PC100 CL=2

Hyundai PC133 CL=2

こちらは、Hyundaiのものを「PC100 CL=2」、「PC133 CL=2」の設定で測定した値です。

M.tec PC133 CL=3

M.tec PC133 CL=2

次は、M.tecのものを「PC133 CL=3」、「PC133 CL=2」の設定で測定した値です。

PQI PC133 CL=3

PQI PC133 CL=2

そして、PQIのものを「PC133 CL=3」、「PC133 CL=2」の設定で測定した値です。

さて、ここ迄の結果をみてみますと、少々「疑問」が生じました。
先ず「PC100 CL=2」の設定では、ApacerとHyundaiの数値は全く同じです。
また「PC133 CL=3」の設定では、ApacerとM.tec、PQIの数値は殆ど同じです。
しかし、「PC133 CL=2」の設定では、M.tecとPQIの数値は殆ど同じですが、
Hyundaiの数値だけは、15MB/s程良くなっております。
そしてM.tecとPQIは、「PC133 CL=3」と「PC133 CL=2」の数値が殆ど同じです。

ということは、「PC133 CL=2」の数値はHyundaiのものが正しいのであって、
M.tecとPQIは「PC133 CL=2」に設定しても、実際には「PC133 CL=3」で動いている、
と考えるのが正しのでしょうか?
設定が同じであれば、チップが異なっても同じような結果になるということからみても、
そのように考えるのが正しいようですが。


足りない頭で考えていてもしょうがありませんね。 それでは、次に参りましょう。

Tiger133のBIOSの「Chipset Features Setup」には、「Bank 0/1,2/3,4/5,6/7 DRAM Timing」
という設定項目がございます。デフォルトは「SDRAM 8/10ns」なのですが、選択肢がこの他に
「Normal」「Medium」「Fast」「Turbo」の4つがございますが、マニュアルを参照致しましても
「Turbo」では「CAS access time」が1クロック少なくなる、とだけしか書いてございません。
致し方ありませんので、とりあえず試してみますか。

Medium

Fast

残念ながら私は「Normal」には興味がありませんので、「Medium」と「Fast」の数値でございます。
PQI敢えて「PC133 CL=2」の設定で動かしている状態でございます。
う〜ん? 殆ど変りませんねぇ。
ちなみに「Turbo」に設定致しますと、メモリカウント終了後に「強制リセット」がかかってしまい、
無限ループに陥りました。 


256MB

もう1発、オマケでございます。
こちらはPQIをもう1枚増設して、256MBにした状態の数値です。


しかし、この数値ってやはりBXチップセットと比較すると遅いのでしょうか?
良く考えましたら、BXチップセットでPC133で河童を2匹動かすという比較対象となる環境が
私のところには無いのですが。(泣)

って、今回もまた結論が出ていないじゃないか!(笑)


line.gif


仕方がありませんので気を取り直しまして、これまた最近流行のお遊びでもしてみましょうか。
Apollo Pro 133A では、メモリインターリーブを 使用するように設定をすることによって、
BXに負けないベンチマーク値を出せるというものです。
私の使用環境では、果たしてベンチマーク以外にも役立つかどうかは甚だ疑問ですが。

とりあえず、必要となるソフトが幾つかございますので、Download致しましょう。
SoftFSB等の作者でいらっしゃいます、 H.Oda!さんのサイトへいらして下さい。

こちらから、WPCREDIT、WPCREDITで使用致しますApolloPro用のPCR File ApolloPro.zip
そしてWPCRSETの3つを入手して下さい。
実際には、メモリインターリーブの設定だけでしたら、WPCRSETだけでも充分なのですが、
WPCREDITも非常に使い易く、有益なソフトですので「是非お手許に1つ!」。(笑)
それぞれのソフトがどのようなものなのかは、付属のテキストファイルをご参照下さい。
(う〜ん、手抜いているなぁ。)


WPCREDIT

こちらが WPCREDIT のスクリーンショットでございます。 都合により少々縮小致しております
ので、フォーカスが甘くなっておりますが、ご容赦願います。

メモリインターリーブの設定に必要なのは、赤枠で囲った部分、 オフセット5051、そして
64〜68でございます。
[50]を[FF]に、[51]を[DF]に、[64〜67]を[E6]に、そして[68]を[43]にそれぞれ変更致します。

内容がどのようになっているのかは、是非 WPCREDIT をご使用になって確認してみて下さい。
他にも弄れそうなところが見受けられますが、レジストリの変更には当然危険が付き物です。
あくまで、自己責任でお願い致します。

オフセットのデータの修正は WPCREDIT 上でできるのですが、OSがWindows2000の場合
には、設定を反映しようと致しますと固まってしまい上手くいかないことがあるようですので、
その場合には、WPCRSET を使用してデータの修正を致します。


WPCRSET

こちらが WPCRSET でございます。WPCRSET でオフセットのデータを修正するには、
追加」をクリック致します。

Register Edit

するとこのような入力フォームが開きますので、RegisterDataに数値を入力致します。
こちらは、Register に[50]、Data に[FF]を入力したところです。

入力終了

必要なだけ、この作業を繰返したところでございます。ここで「実行」をクリック致しますと、
再起動致します。無事に立ち上がれば、設定は成功です。

設定確認

WPCREDIT を起動してみますと、無事に設定が反映されているのが確認できます。

使用後

にゃぁ! 早くなってるじょ!(笑) とりあえず、無事成功ということで。良かった良かった。



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