試作3号機 「針ねずみ君2号」


「針ねずみ君」作成後に、オヤジの知合いの溶接屋さんに問合せたところ、銅の場合には
ろう付け(硬軟両方とも)は、その特性上余りよろしくないとのことでしたので、今回は
ろう付けをしない「針ねずみ君」を作製致します。

ベース その1
 こちらは、ベース板の表面です。
 1号よりも穴の数が増えております。

 15×15=225です。

 板厚は、3mmでございます。


裏面の方は、現時点ではまだお見せ出来ません。 申し訳ございません。
しかし、一体何時になったら完成するのやら。 再び、待て次号!


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と、ここまでが9月5日にアップしたものですので、既に2ヶ月近くが経ってしまいました。
こんなしょうも無い企画でも、楽しみにして下さっている方もいらっしゃるというのに。
誠に、申し訳ございません。

ベース その1裏
 さて、これが今まで秘匿していた
 裏面でございます。

 225個-4個の穴に、皿もみがして
 あります。

 これはこれで大変なのですが、
 この先の方がもっと大変です。


つまり、この皿もみをした穴に銅リベットを打込んでやろうという訳なのですが、
ヒートシンクとして役に立ちそうな長さの銅リベットは、残念ながら市販されておりません。
と言うことは、当然自分で作製しなければなりません。

具体的には、下の下手な絵(お恥ずかしい!)のようにして、作製致します。
リベット作製

皿をもんだ穴に銅の丸棒を差込み、上から叩いてやると皿リベットが出来ます。
この方法では、差込むためにどうしても隙間が必要ですので、多少曲がったり、
先が潰れたり致しますが、まぁ細かいことは気にしませんように。(笑)
これを、225-4=221本、作製致します。これには結構しんどいものがあります。

次に、作製したリベットを(当然)皿をもんである側から打ち込んでやります。
本当はリベットの径よりも、ほんの僅かだけ穴を小さくしておくと良いのですが、
多分無理でしょうから(笑)、とりあえず同じ径でいきましょう。
当然4本分足りませんので、その分は四隅の穴を残しておいてください。
リベットの皿の部分に対して、適切に皿もみをしないとスカスカになったり、
皿がはみ出したりしてしまいますので、皿もみにも注意が必要です。

さて、実はここで銅板がもう1枚必要になります。そしてこの銅板には、
リベットを打ち込まなかった四隅の穴の位置に合わせて、穴をあけます。
更に、リベットを打ち込まなかった四隅の穴は、リベットを打ち込む前に、
反対側から皿をもんでおく必要があります。 (こらこら、先に言えって!)

これで大体お解りになったと思いますが、如何でしょうか?

それでは、完成した「針ねずみ君2号」です。
上です。
 真上から見たところです。
 四隅に、ピンが無いのが、
 解りますか?

 やはりこの方法で作製した
 リベットでは先が汚いです。

 もう少しを出さないと
 いけません。(笑)


横です
 今度は横です。

 左の方のピンをぶつけました。
 ぶつけていないものも、
 やはり少しは曲がっています。

 良く見ると2枚の板の合せ目が
 解ります。

 裏打した銅板の厚みは、2mm、
 合せて5mmになります。


隅です。
 これが隅です。

 良く見ると皿リベットの頭が
 丸く、見えると思います。

 こちら側から打込んで、
 裏側でかしめてあります。


裏です
 裏です。

 四隅の部分が曇っています。
 かしめた部分をサンダーで
 仕上げたためです。

 加熱もしていませんし、
 加工も最小限ですので、
 平面が出ています。


まだまだ課題は多いのですが、とりあえず何とか完成致しました。
大変お待たせ致しまして、申し訳ございませんでした。重ねてお詫び致します。

ところで、実は1つ非常に重要な問題があるのです。ここで使用致しました銅の丸棒ですが、
2φのものは入手が困難なのです。

最初、材料屋さんに頼んだのですが、その様なものは規格に無いと言われました。
実際、銅の丸棒は3φからしか販売されておりません。
今回は、出入りの工具屋さんが何処からか見つけて来てくれたのですが。(笑)


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