準ファンレス!? ST-580PAF


いやはや、本当に「おまたせし過ぎの電源ネタ」となってしまいましたが、今回のネタは 『ケミコンがパンクしても張り替えりゃ良いんだから、入手し易そうなサイズのケミコンを 使用した奴を。』との「」さんのご要望によりまして、『日本製コンデンサー採用』 ならばきっと入手し易いサイズのものが使用されているのではないだろうかという実に安直な考えのもとに選定されましたコイツで ございます。

此方に拠りますと 

それぞれの最大出力は、+5V=30A、+12V1=18A、+12V2=28A、+3.3V=25Aであり、+5Vと+3.3Vの合計最大は30A、+12V1と+12V2の合計最大は46Aと されております。
箱・奥  此方のグラフは

『ASMモードON時のファンの駆動時間・騒音値』だそうでございます。
箱・左 箱・表 箱・右
 此方には

「入力条件」や「出力条件」といった製品の仕様が書かれております。
箱・手前  此方は

ATX12V V2.2」だの「SLI」だのといった製品総合仕様一覧でございます。
此方は 

ご覧の通り、外観図でございます。(゜゜)\(--メ)
箱・裏 此方を ご覧になった方が、遙に解り易いとは思いますが。(゜゜)\(--メ)

取扱説明書 製品保証書

このような「取扱説明書」が添付されておりまして、箱に書かれているのと同様の能書きの後に 「製品保証書」がございます。

全体像
こちらが、今回のネタの全体像でございます。

コネクタは、メインコネクタが20pin+4pinで、ATX12V(4pin)とSSI-EPS(8pin)が1つ、PCI ExpressとS-ATAが夫々2つ、 Peripheral Connectorが4つで、Floppy Drive Connectorは1つでございます。

後部 前部

電源の後部と前部の様子でございますが、後部の右側にございますのがコイツのウリの1つでございます 「ASM(アドバンストサイレントモード)」の切替兼FAN回転数調整スイッチでございます。

プッシュして「ASM(アドバンストサイレントモード)」のON-OFFを切替え、「ASM(アドバンストサイレントモード)」OFF時はツマミを回転させて FANの回転数を調整出来るようでございます。

要するに、スイッチ付ボリュームなのでございましょうが、まだ試しておりませんのでねぇ。(^^;A

開腹
それでは、さっさと開けてみましょうか。

ヒートシンクも筐体同様に黒くなっておりますが、そのようなことは如何でも良いことでございます。
(゜゜)\(--メ)

ACインレットには小基板が直付けされておりまして、基板からはみ出たXコンはACインレットの上へと配置されております。

AC入力部

画像右端の赤と黒の2本のラインがACインレットからの入力で、その左に直立致しておりますのがヒューズでございます。

Xコンの上に跨るトロイダル等という、日常的な光景も見受けられます。(゜゜)\(--メ)

左のヒートシンクに取り付けられておりますのはブリッジでございまして、スタンプではGBJ2506とございますので25A・600Vのものでございます。

1次側

トロイダルとケミコンの間に小基板がございまして、その中央部に16pinのパターンがございますので、恐らくここにPFCとPWMの コンボ・コントローラが載っている筈なのでございますが、さて、この傾いたまま固定されてしまっている基板の表側を如何やって 確認するかな。(^^;A

懐中電灯の光を当てながらルーペを使うという無理な体勢で、必死こいて覗き込みましたところFairchild Semiconductorの ML4800の存在が確認出来ました。(^0^)

嗚呼そうそう、こちらのケミコンはRubyconのUSGシリーズで、400V・470µF、直径30mm、高さは40mmでございます。

それでは、もう暫く覗きを続けましょうか。

SPP20N60S5 HFA15TB60

先程のケミコンの後には、Infineon TechnologiesのSPP20N60S5が2つ並んでおりまして、そのお隣にはInternational RectifierのHFA15TB60がございます。

HFA15TB60の右手にチラッと見えておりますものも、やはりInfineon TechnologiesのSPP20N60S5でございます。

基板中央部

こちらは基板中央部の様子でございますが、小トランスの傍らにございます8pinのものは、Infineon TechnologiesのICE2A0565Z でございます。

小トランス左下のケミコンはRubyconのYXGシリーズで、16V・1000µF、直径10mm、高さは20mmでございます。

ヒートシンクに取り付けられておりますものに関しましては、下でご紹介させて頂きます。

D83-006 SPP20N60S5

メイントランスの陰におりますのはD83-006で、30A・60VのSchottky Barrier Rectifierでございます。

小トランスの右上にございますのは、Infineon TechnologiesのSPP20N60S5でございまして、HFA15TB60の右手にございました SPP20N60S5と背中合せとなっております。

2次側

こちらは2次側でございますが、これでは全く様子が解りませんですね。(^^;A

こちらの小基板にも16pinのパターンがございますので、覗き込んでみなければなりませんですねぇ。

と、その前に、小基板右にございますケミコンはどれもRubyconのPXシリーズで、基板脇は10V・3300µF、 右手のものは全て16V・2200µFで、直径10mm、高さ20mmでございます。

右手のケミコンの間から、赤と黒の細い2本のラインが出ていることを記憶しておいて下さい。

2次側・2
ということで、こちら側から覗いてみますと、小基板上にはSilicon Touch TechnologyのPS223がございました。

このあたりのケミコンは、RubyconのYXA・YXF・YXGといったシリーズが使われておりますが、詳細は良いか。(゜゜)\(--メ)

トロイダルの後のヒートシンクには、ON SemiconductorのMC7912CTGがございますが、その奥に2つ並んでいる奴は 全く見えないなぁ。(^^;A
2次側・3
こちら側からですと、トロイダルの後にはD83-006がいるのが解りますが、やはり奥の2つは全く確認出来ません。

外すのも面倒そうだしなぁ。
FANコントロール基板
こちらが、「ASM(アドバンストサイレントモード)」の切替兼FAN回転数調整スイッチの載った基板で ございます。

基板左手に入っております黒と赤の2本の細いラインは、少し上の方の画像の時に『記憶しておいて下さい』とお願い致しましたものでございます。

中央の2本の灰色のラインは、2次側ヒートシンクの上部に取り付けられておりますサーミスタと思しきものに繋がっております。

上部のコネクタは『FAN1』とございますように、FAN用でございます。

結構単純な作りだな。

裏画像

こちらが裏画像でございますが、チップ抵抗やチップコンデンサが並んでいるのは兎も角と致しまして、妙なものが1つ貼り付けられておりますね?

FAN
FANはGlobefan TechnologyのB1202512Hで、2,800rpm、94.92CFM、7.13mmAq、43.6dBAという代物でございます。

起動電圧は6Vでございますので、最大25dBAらしいASMモードON時にはしょぼしょぼで駆動するのでございましょうね。

ということで、組み戻して確認致しましょう。

ASMモードONで起動致しますと、当然FANは回転致しませんので、一瞬嫌な気分になります。(^^;A

ASMモードをOFFにしてツマミを回転させますと、最大レベルではかなりの風量と騒音でございますので、ASMモードOFF時には+12Vがそのまま 供給されているようでございます。

う〜ん、使い方次第では、結構面白いかも知れない。(^0^)


本来このネタは9月中に片付けてしまう予定だったのでございますが、連日の謎の発熱によりまして延び延びになってしまっておりました。

挙句の果てに胸部レントゲン検査だの血液検査だのと大騒ぎになってしまいましたが、結局何処にも異常はございませんでした。

も う ま ん た い 〜 !(無問題)

さぁ〜て、今夜も心置きなく呑むぞ!\(^O^)/


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