価格相応なのか? GPS-450AA-100A


箱

さて、私の体調不良のために移転から大分時間が経ってしまいましたが、移転記念の最初の
腑分けは、こちらでございます。

オウルテックさん扱いのデルタ製450W電源、GPS-450AA-100Aでございます。

以前腑分け致しました、12cmFAN搭載の350W電源は「GPS-350BB-100A」という型番でござい
ましたので、格付けが大分上がっているようですので、期待しても宜しいのでございましょうか?
(笑)

okiraku-pcではサーバの容量が小さかったため、余り大きな画像は掲載出来ませんでしたが、
こちらは1000MBでございますので今のところは余裕がございますし、ドメイン取得&移転記念
ということで、今回は少しだけ大き目の画像を掲載することに致しましょう。

次回以降は、ご要望次第ということで。(笑)


オウルテックさんのサイトに拠りますと、この電源の特徴は、

・ OEM世界1位の実績と信頼を誇るDELTA製
・ 安定性、耐久性に優れ、高品質
・ 静音性の高い大口径12cmファン搭載
・ Active PFC回路が力率を改善
・ ファン回転速度制御
・ ショート防止機能
・ 過電圧・過電流防止機能
・ 底面吸気・後方排気の高効率エアフロー
・ ハニカム構造が通気性を更に向上

だそうでございます。

更に、そこに記載されております出力表を拝見致しますと、

GPS-450AA-100A
450W
+3.3V +5V +12V1 +12V2 -12V +5Vsb
30A 28A 14A 15A 0.5A 2A
145W Max. 16A Peak - - 2.5A Peak

GPS-400AA-100A
400W
+3.3V +5V +12V1 +12V2 -12V +5Vsb
28A 26A 14A 15A 0.5A 2A
140W Max. 16A Peak - - 2.5A Peak

+12V系の取り扱いが如何なっているのかは解りませんが、+3.3Vと+5Vはどちらも450Wモデルの
方が2A高くなっておりますが、合計出力制限では5Wだけの違いでございますので、450Wモデル
を選択するのは殆ど意味が無いという事ですか?(汗)

保証書 取扱説明書

箱の中には、このようなものが添えられておりましたが、余り質の良くない両面コピーでござい
ます。(殴)

保証期間は、1年間とされております。

全体像
 こちらが、今回のネタのGPS-450AA-100A
 全体像でございます。

 コネクタはメインが24pinで、12V4pin、S-ATA*2、
 HDD*7、FDD*2となっております。

 PCI Express用のコネクタは、ございません。



あっ、前後の画像を撮影するのを忘れた!

面倒だから、今回は無しということで良いか。(殴)


ラベル
 こちらはラベルでございますが、+5V,+12V1,+12V2,
 +3.3Vの合計出力制限は440Wとございます。

 「440-145=295」ということで、+12V系の合計出力は
 295Wということになりますか。

 『INPUT:100-127V/9A』とございますが、『下限が
 100Vでは、イヤじゃ!
』とお師匠様がおっしゃられる
 のは間違い無いでしょう。(笑)



さて、それでは久し振りの腑分けを開始致しましょうか。

開腹
 基板表面は、GPS-350BB-100A
 以上にスカスカという印象でござ
 いますし、何よりもヒートシンクが
 ショボイ。(汗)

 その上何やらベタベタと汚らしい。

 ACインレットには、Yコンが2つくっ
 付いておりますね。

 1次側・2次側ともに小基板がござ
 いまして、2次側の小基板の上部
 には半固定抵抗が3つ並んでおり
 ますが、詳細は後程ということで。


AC入力部

画像右手の2本の黒いラインがACインレットからの入力でございまして、そのお隣の黒いチューブ
を被っているものは、グレン・ヒューズでございます。(殴)

左手のヒートシンクには、Infineon TechnologiesのSPB20N60C3がございます。

画像中央上部にございます8pin...、6番pinが元々無いので7pinか?は、Power Integrations
のTNY268PNでございます。

GPS-350BB-100AにはTNY267Pが載っておりましたが、これらはどちらもTinySwitch®-IIと呼ば
れるシリーズのもので、高エネルギー効率・低電力のオフラインスイッチャーでございます。

その右隣に4つ並んでおりますフォト・カプラは、SharpのPC123でございます。

更にその右の黒いケミコンは、RubyconのYXGシリーズの1500µF・16V、105℃品でございます。

1次側

AC入力部からの続きがこちらの画像になりますが、Yコンが2つずつ被覆されているのは兎も角、
ブリッジ・ダイオードが2つ並んでおりますね。

まぁ、如何見てもパラになっている筈でございますが、最も理解出来ない点は左のブリッジには
何故にタイラップが通されているのかということでございまして。

これが単に、2つのブリッジの間に隙間を作って熱対策とかいう事であるならば、私はもう2度と
デルタの電源は買わないでしょう。(笑)

あぁ、肝心なことを忘れておりましたが、ブリッジには「T6KB 80 40」とございます。 T6KBは6A
ものだそうで、200V-1000Vのものがございますそうですが、コイツは何V?

pdfは、『HTTP 404 - ファイル未検出』だし。(汗)

で、左端のPFCの昇圧用トロイダルの後にございますのは、やはりInfineon Technologies
SPB20N60C3でございます。

1次側続き

こちらは1次側小基板の裏画像でございますが、後に見えますケミコンはCapXonのLPシリーズ
の330µF・450V、85℃品でございます。

小基板裏面にはご覧のように多くのパーツが載せられておりますが、表面にはUnitrodeのロゴ
が入ったUCC3818N以外には、Luminous Town Electricのケミコンが1つとダイオードが1つ、
セラミックコンデンサが2つだけでございます。

UCC3818Nは、BiCMOS Power Factor Preregulatorでございますが、Unitrodeはとっくの昔に
Texas Instrumentsに買収されてしまっております。

あっ、昇圧用トロイダルとCapXonのケミコンの間には、Fairchild SemiconductorのRHRP1560
がございます。

基板中央部

右手に2つ並んでおりますのは、Infineon TechnologiesのSPB20N60C3でございます。

左手は、手前がSTMicroelectronicsのSTPS20H100CT、奥はSTPS4045CWとなっております。

2次側

2次側小基板を覗き込んでみたところでございますが、ケーブルの陰に少しだけ見えております
のはDWA105という、GPS-350BB-100AのDWA101Nと同様に正体不明なものでございます。

DWA105の右手に2つございますケミコンは、Luminous Town ElectricのTKシリーズでござい
ます。

3つございます半固定抵抗は、ご覧頂けますように左の2つは「VR702」「VR701」とございますが、
右の奴は何故か「VR50」でございます。

画像左手前とその奥の緑色のケミコンはTAICONでございますが、PWシリーズなんてサイトに
載ってないな。(汗)

画像左下隅に少しだけ写っておりますのは、STMicroelectronicsのL7912CVでございます。

更にそのお隣に取り付けられておりますのはサーミスタのようでございますが、未確認でござい
ます。

トロイダル横のケーブルの陰に少しだけ見える青いケミコンは、Luminous Town Electric
LZGシリーズの3300µF・10V、105℃品でございます。

2次側小基板裏

2次側小基板の裏画像でございますが、左のDWA105の16pinのパターン以外にも右に14pinの
パターンがございますが、ここにはTexas InstrumentsのLM339ANが載っております。

画像右上のランドからはPWR_OKが、その下のランドからはPS_ON#が出ておりまして、その
左下にはFAN用コネクタがございます。

2次側・2

2次側を反対側から眺めた様子でございますが、ヒートシンクには手前がSTMicroelectronics
のSTPS20H100CT、奥2つはSTPS4045CWでございます。

3本の茶色いケミコンは、Luminous Town ElectricのLTGシリーズでございます。

裏画像

さて、お決まりの裏画像でございますが、裏の方が表よりもずっとずっ〜と綺麗だな。(笑)

中央下部にご丁寧にマスキングされて8つずつ並んでおりますのが、フォト・カプラでございます。

その右手にございますSO8は、STMicroelectronicsのUC3845Bでございます。

先程のサーミスタと思しきもののパターンを追ってみましたところ、やはり2次側小基板へと入って
おります。

+12V2のランドには12V4pinコネクタの+12Vが、+12V1のランドにはそれ以外が繋がっております
が、そんなことよりも...

裂けてます

妙な角度の画像で申し訳ございませんが、奥の右側の+12V1のランドの方は綺麗に処理されて
おりますが、手前の+12V2のランドはご覧のようになっております。

しかしながら問題は、左手の2次側小基板裏の+12V1のランドの飛び地の方でございまして、2本
の内の1本の被覆が裂け、ひん曲がったままはんだ付けされております。(泣)


FAN
 FANはYate Loonで、D12SH-12(F)とございます
 ので、GPS-350BB-100Aで使われていたものと
 全く同じでございます。

 Yate Loonのサイトに拠りますとD12SH-12は、
 2,200rpm、88.0CFM、40dBとされております。



全く価格相応じゃが、それでも大メーカーらしい作りじゃな。
: 価格競争のせいでございましょうが、それなりに手抜きが増えているような。(泣)
UCC3818なんて高級石使ってるのも、結構好感持てるのじゃが。(笑)
: いや、石はマトモでございますが、ケミコンが皆ショボイのですが。(汗)
それは否定出来んな。
: デルタなんだから、別に無理して価格を下げる必要は無いのではないかと。(笑)
んで、ここは如何なっておるのじゃ?
: 「D7」左下の4つはそのようですけど、反対側は「R4」と「R30」というプリントの隣のようで?
あの裏画像じゃ、そこまで解らんぞ。
: えっと、少々お待ち下さい。 デカイの出しますから。(笑)

: これなら見えますよね。
こいつぁ、スゲー!
: 移転したおかげで、今のところは容量にゆとりがございますので。


デルタの電源は、もういいかな?(笑)


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