Audio Stand-By? GM-520SC


正月休み用にと仕入れたのではございますが、7日間のお休みの内完全にお休み出来たのは、
大晦日と三が日の4日間だけでございまして、大晦日はそれなりに片付けやお掃除をしなければ
なりませんですし、元旦は私が朝から酒食らって寝ている隙に弟夫婦がやって参りましたし、2日
は女房殿の実家へとご挨拶に参らねばなりませんでしたし、何も用事が無く完全にお休みだった
のは1月3日だけでございまして、当日は昼過ぎに起き出して呆けたままTVを見ておりましたら、
あっという間に1日が終ってしまいました。(殴)

箱・表

色々と能書が書かれてございますが、『Smart Cable Management』に類似の機能は、既に
AntecのNeoPower 480等で採用されておりますが、これはやはり興味深いですね。

コネクタがケースに固定されてしまっているということは、それだけ腑分けするのは面倒になって
しまうのではないかとは思われますが。(汗)

Triple Rails for +12V』に関しましても、『Audio Stand-By 12V』というのはどのような仕組み
になっているのかが面白そうでございます。

OS起動せずCD音楽を楽しめます!(2ボタンドライブ対応)』とのことでございますが、何故に
半角カナなのかという疑問は置いておきまして、これは当然、PCそのものも起動しなくても良い
のでございますよねぇ?

PCを起動してしまいますと、普通のPCではOSも立ち上がってしまいますから。(笑)

『40℃以下ではファンを回転せず0dBA無音の環境を実現』等というのも、実に恐ろしげでござい
まして、わくわく致します。(爆)

FANが回転していないからといって、『0dBA』であるとは限りませんですし、今時『最大30dBA
程度で、『超静音』等というのは問題外でございましょうし。(殴)

箱・裏

こちらは箱の裏面でございますが、こちらにも沢山の能書が書かれております。

その中で少々気になりましたのが、『AMD ATX-GEX 対応』というところでございますが、何処
を探しましても『AMD ATX-GEX』に関するドキュメントが見つかりませんのですが。(汗)

仕方なくSkyHawkのサイトに情報収集に参りましたところ、そちらには何故か『AMD ATX-GES
とございます。(汗)

GES』で探しましたところ、漸く「Builder’s Guide for 2P Capable Servers and Workstations」と
いうドキュメントがございましたが、それに拠りますと、

SSI EPS12V   AMD ATX-GES
+3.3V1 13+3.3V
+3.3V2 14-12V
COM3 15COM
+5V4 16PS_ON#
COM5 17COM
+5V6 18COM
COM7 19COM
PWR_OK8 20-5V
+5VSB9 21+5V
+12V210 22+5V
+12V211 23+5V
+3.3V12 24COM
+5V1 13+5V
+5V2 14+5V
GND3 15GND
GND4 16+5VSB
PWR_ON#5 17-12V
GND6 18GND
+3.3V7 19+3.3V
+3.3V8 20+3.3V
GND9 21+3.3V
GND10 22GND
+12V-I/O11 23GND
+12V-I/O12 24+12V-I/O

メインコネクタはEPS12Vと同じ24pinでございますが、ご覧のようにピンの配置が全く異なります。

一応お断りさせて頂きますが、『COM』と『GND』は、同じでございますので。(殴)

更には8pinの『Connector P2』も、EPS12VのProcessor Power Connectorとは配置が異なり、
EPS12Vから『AMD ATX-GES』への変換には、24pinと8pinが入り組んだ複雑な変換ケーブルが
必要となりますが、そのようなものも入っているということなのでございましょうか?

そもそも、『AMD ATX-GES』なM/Bってございますので?(汗)

k氏 ThunderK7専用電源が、これと同じピン配置じゃあ無いの?
: えっ?! おや、その通りでございますね。(大汗)


箱・横・1 箱・横・2
 両側面にも色々と書かれてござい
 ますが、78℃でFANの回転数は
 Max.の2,500RPMになるとのことで
 ございますが、電源の筐体内部が
 そのような高温になっているという
 状態は考えたくもございません。

 間違い無く、ケミコンの耐久テスト
 になってしまいますね。(汗)

 『5年間の無償保証』とも書かれて
 おりますが、電源の筐体内が78℃
 とかでは、到底5年も持たずにケミ
 コンがパンクしてしまうでしょう。
 (笑)

 そういえば、FANは80mmと90mm
 の2基搭載だったよなぁ?

全体像
 さて、それではそろそろ箱の中身にご登場頂き
 ましょう。

 『スチール製 ダークグレイ ヘアラインコーティ
 ング』だそうでございまして、微妙に映り込んで
 おりますが、まぁ良いか。(笑)

 水色のコネクタが、『オーディオスタンバイ用』
 のコネクタでございます。


ラベル
 こちらは、ラベルでございます。

 ごちゃごちゃと書いてございますし、周りにも色々
 と貼ってございますが、UL File Numberは何処
 にも記載されてはございませんですねぇ?

 この電源の正体を解明するためには、少しでも
 多くの手がかりが欲しいのでございますが。(汗)
 


後部 前部

こちらは後部と前部でございますが、前部にはコネクタが5つ並んでおります。

ケーブル

こちらが付属のケーブルでございますが、左から20pinへの変換ケーブル、PCI Express用の6pin
Connector、Peripheral Power Connector*2+Floppy Drive Power Connectorが2本、Peripheral
Power Connector*3が1本、Serial ATA Power Connector*2となっております。

折角本体側に5つのコネクタがございますので、出来れば多少お値段が高くなっても或いはオプ
ションとかででも、もう少しバリエーションが欲しいところでございますねぇ。

あっ、マシンの構成に合わせて、自作すりゃ良いのか。(笑)

『AMD ATX-GES』への変換ケーブルはございませんでしたので、『AMD ATX-GES 対応』という
のは誤りでございますね。

変換ケーブルを自作すれば対応、何てのは勘弁して下さいね。(爆)

オーディオスタンバイ
 こちらは、オーディオスタンバイ機能専用のIDE
 ケーブルとブラケットでございます。

 専用のIDEケーブルと言われましても、外観上は
 特に怪しげなところはございませんのですが?

 ブラケットには、ヘッドフォン或いはスピーカ用の
 ジャックが取り付けられておりますが、如何いう
 訳なのかは解りませんが、ちゃんと締められて
 おりませんので、ぐるぐる回ります。(笑)


マニュアル?
 こちらが、オーディオスタンバイ機能のセットアップ
 マニュアルでございます。

 くしゃくしゃなのは、上のケーブル類と一緒に袋詰
 されていたせいでございますので、私の関知する
 ところではございません。(殴)

 こちらは日本語でございますが、裏面というか反対
 側は英語で書かれております。

 しかし、お金をかけてもこのような機能が必要だと
 いうお方って、いらっしゃるのでございますか?

 私は、絶対に使いませんけど。(笑)


さて、何時にも増して前フリが長くなってしまいましたが、そろそろ腑分けと参りましょう。

と、底面の4本のビスの内1本のねじ山が、既になめかかっておりますようでして。(汗)

ビスは何とか無事に外したものの、何かが引っ掛かっているようでございますので、隙間から
覗き込んでみますと原因らしきものを発見致しましたので、先ずは底面の90mmFANを取外し、
広がった隙間にニッパーをねじ込んでタイラップを2箇所切断し、更に広がった隙間に手を入れ
てコネクタを外し、漸く蓋が外れました。(疲)

開腹 蓋・内側

蓋側にも基板が取り付けられておりまして、こちらがオーディオスタンバイ機能のネタでござい
ますね。 左手に伸びております4本の線が、『オーディオスタンバイ用』のコネクタへと繋がって
おります。

左の画像の下の方に写っておりますコネクタが、右の画像の基板の右手のコネクタへと繋がれ
ておりました。

それではと、主基板を取り外そうと致しましたが、これもなかなか手強くて、結構時間が掛かり
ました。(汗)

コネクタ基板 その裏

その原因が、こちらの基板でございます。 この基板と主基板を繋いでおりますケーブルの長さ
が微妙でございまして、かなり梃子摺りました。

右側の画像で、上から+5V・COM・+3.3V・+12Vとなっております。

1次側
 ケミコンにはMETACONとございまして、820µF・
 200Vの85℃品でございます。

 ブリッジはKBU10Jでございますので、600V・10A
 のものでございます。

 Xコンの上には、トロイダルが3次元配置されて
 おります。(笑)


基板中央部
 こちらは基板中央部でございますが、小トランス
 の上にLEDがございます。

 トロイダルの後に東芝のヤツがございますが、
 型番のところに何か塗られておりますし、トロイ
 ダルが邪魔で如何にもなりません。

 そのお隣には、東芝の2SK2607がございます
 が、シンク裏にももう1つございます。


左のヒートシンクには、Liteon SemiconductorのSBL3060PT、MOSPEC Semiconductor
のS60D40?、最後の1文字が読めない。(泣)

そして同じくMOSPEC SemiconductorのS40D40Cが、一番奥にございます。

基板中央部反対側
 こちらは、基板中央部反対側の様子でござい
 ます。

 画像左端に水色とベージュの線がございます
 が、こちらがACインレットからの入力でござい
 ます。

 サーミスタの下辺りに8pinのものがございます
 が、この画像では見辛いですね。(汗)


こちらはTexas InstrumentsのTL3843P、Current-Mode PWM Controllerでございます。

2つ並んでおりますフォトカプラは、COSMO ElectronicsのK1010でございます。

2次側
 こちらは、2次側でございます。

 左下の14pinのものは、Texas Instruments
 のLM339Nでございます。

 右下に2つ、白く写っております物が、FAN用の
 コネクタでございまして、その傍からサーミスタ
 への線が出ております。

 こちらにも、LEDがございます。


こちらで使われております、Gと足の長い(?)Lがくっ付いたようなロゴのケミコンは、何処のもので
ございましょうか?(汗)

2次側反対側
 こちらのケミコンも、METACONと「GL」ばかり
 でございます。

 ご覧頂けます通り、ヒートシンクのこちら側には、
 何も取り付けられてはおりません。

 パターンは、ございますのですけどね。(笑)


裏画像
 こちらが、「裏画像」でございます。

 『Triple Rails for +12V』とのことでございます
 が、確かに『オーディオスタンバイ用』の+12Vは
 別系統となっておりますが、こちらの基板には
 +12Vのランドは1つしかございません。(悲)

 型番等は、何処にもございませんですね。


オーディオスタンバイ

右奥のヒートシンクに取り付けられておりますのは、Fairchild SemiconductorのSSP2N60A
で、その手前の8pinのものは主基板にもございましたTexas InstrumentsのTL3843Pでござい
ます。

左手前のヒートシンクに取り付けられておりますのは、Liteon SemiconductorのSTPR1020CT
でございます。

左端にございますTO-92は、Texas InstrumentsのTL431AC、shunt regulatorでございます。

こちらでは、METACONと「GL」に加えて1本だけCapXonが使用されております。

その裏画像

一応、こちらの「裏画像」もご紹介させて頂きましょうかね。

90mm 80mm

90mmFANは、YOUNG LIN TECH CO., LTD.のDFC922512Lでございますが、そのような型番
のデータはサイトにございません。

DFC902512Lならば、0.16Aで2,000RPM、35.12CFM、1.85mmH2O(=18.14Pa)、25.24dBAとござい
ますが。

80mmFANには、Shenzhen Huishipu Science&Technology Development co., Ltd.という
聞いたことも無いような社名がございますが、如何やらこちらのようでございます。

何でなかなか引っ掛からないのかと思いましたら、『ShenZhen HuiShiPu Scicnce& technology
Dcvelopment CO.,LTD.』ではねぇ。(笑)

型番はHSP8025MSとございまして、サイトでは0.11Aとございますが、こちらのラベルには0.12A
とございます。(汗)

サイトの情報では、Sleeve Bearingの2,500RPM、21.26CFM、1.81mmH2O(=17.75Pa)、29.01dBA
とされております。


さて、組み戻して点火してみますと、確かにFANは回転せずに、3つのLEDだけが青く光っており
ます。 やはり、FANが回転していないというのは、精神衛生上宜しくありません。(汗)


電源としての出来はご覧頂いた通りでございますし、『オーディオスタンバイ』機能を使わない
のであればこの電源を進んで買おうという理由は、『Smart Cable Management』しかござい
ませんでしょうね。

ケミコンもFANも、到底信頼出来そうも無いですし、ドキュメントやサイト上の製品画像のラベル
には、この電源のラベルにある「Sky Hawk Computer Group」のロゴでは無く、コネクタ基板
にもございます「Sky Hawk USA」のロゴが使用されておりまして、その「Sky Hawk USA」は、
Eagle Technology, Inc.」という別名を持っているというそうでございますから、かなり怪しい
のではないのかなと。(汗)

しかもですねぇ、「http://www.eagletech.com.tw/」へアクセスしようと致しますと、ページの設定
が間違っているせいで「http://www.eagletech.com.tw/www.skyhawkgroup.cn」へと飛ばされる
のですが、当然そのようなページはございませんので、『HTTP 404 未検出』となります。(笑)

アキバでEagle製として売られている電源は、Deer ComputerのOEM品の筈でございますし、
Deer Computerの中国本土工場がL&C Technologyでございます。(大汗)

と言うことは、この電源の本当の製造元というのは...。(滝汗)


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