3代目の王者・2! LW-6350H-3


サイレントキング3の件』というタイトルのメールが届いたのは、私がLW-6450H-3を購入して
数日後のことでございました。 

買っただけでまだ腑分けも致しておりませんでしたので、当然ネタとして公開されている筈も無く、
ただLW-6450H-3を手に入れたということだけは、とある場所にさり気無く(?)書いておきました
ので、『ボケッ! さっさと腑分けしろや!』というメールか?等とも思いつつ、開いてみますと、

『サイレントキング3のレビューをお願いしたく、再びご連絡差し上げた次第です。』

って、エバーグリーンさんからじゃな〜い!(汗)

しかも、『今回ご提供予定の機種 LW-6400H-3 1台 LW-6500H-3 1台』と。


ワタシ、LW-6450H-3買っちゃったんですから! 残念!!


私が『SILENT KING-3』の内でLW-6450H-3を購入致しましたのは、400W・450W・500Wの3種の
中間ということで、『SILENT KING-3』シリーズの平均的な機種ではないかと考えまして、選定
させて頂きました。

まぁ、400W・450W・500Wの3種を並べて比較致しますのも面白いのかも知れませんが、恐らくは
ケミコンの容量等が微妙に異なる程度の違いしかございませんでしょうし。

ということで、私が最初から考慮外と致しましたLW-6350H-3でございますが、今更400W未満の
出力の電源では、ヲタな連中の興味対象外なのではないかと思いまして...。

しかし、良く考えてみますと350Wクラスの電源で充分な構成というのも結構ございますし、更には
電源に関しての一番のヲタって、もしかしてじゃん!?(殴)

箱・表 箱・裏

そこで、エバーグリーンさんにお願い致しまして、こちらのLW-6350H-3を送って頂きました。

LW-6350H-3を最初から考慮外と致しました一因が、このパッケージでございます。 如何いう
訳なのか、LW-6350H-3だけはパッケージの画像の後部スリットが従来のものと同様なものと
なっております。

しかも、右側の帯の色がLW-6350H-3だけ緑でございますし、『ブラックミラーコーティング仕様』
ではございませんですし。(笑)


ということで、不躾ながら、早速疑問点をエバーグリーンさんにお尋ね致しました。

●新シリーズのうちLW-6350H-3だけが、『ブラックミラーコーティング仕様』では無いというのは、
 如何いう意図なのでございましょうか?

○『最もエントリーなモデルについては、付加価値よりもコストを重視されるユーザーさんが多い
 であろうという予測があります。 また、上位機種と比べスペックも少し抑えてあるので、コスト
 も結構違います。』

まぁ、『ブラックミラーコーティング仕様』が付加価値であるか如何かの議論はさて置きまして、
そういうことでしたら納得出来ますね。

但し、価格だけで電源を選びますと粗悪な奴を掴んだりして、電源がお亡くなりになる時に他の
パーツを道連れにしてくれたり致しますので、結局トータルでは割高になったりすることもござい
ますが。(笑)

その上、価格が高いからといって、上質な電源であるという保証はございませんですし。(汗)

●貴社サイトには、『初期ロット生産分に関しましては、パッケージの写真と実際の排気部分の
 設計が若干異なっております。性能的な差はございません。お客様にはご迷惑をおかけいたし
 ますが、何卒ご了承ください』とございますが、次期ロット以降では筐体の穴が箱の画像のよう
 になるだけで、中身は何も変りが無いのでございましょうか?

○『開発段階ではパッケージの写真のような形状になる予定だったのですが、工場での検証の
 結果、急遽従来の形状にせざる得なくなりました。しかし、パッケージは既に印刷してしまって
 いましたし、これ以上発売を遅らせるわけにも行かず、このような形での発売となってしまい
 ました。』

ふむふむ! あの丸穴では、排気が上手くいかなかったのでございましょうか? ということで、

○『今後、パッケージの写真の方が変わります。』

とのことでございます。


箱・横

こちらにスペックが載っておりますので、ご確認下さい。

『エントリーモデル』でも、+12Vはちゃんと2系統ございますようで。

全体像
 こちらが、LW-6350H-3の全体像でございます。

 コネクタの種類と数は、LW-6450H-3と変り無い
 ようでございます。


ラベル
 こちらは、ラベルでございます。

 先のLW-6450H-3のシリアル・ナンバーが
 『6M000850』であったことを考慮致しますと、
 LW-6400H-3では『6L******』となるので
 ございましょうね?

 まぁ、如何でも良いことなんですけど。(殴)


後部 前部

黒光り致しておりませんのでフラッシュが反射することも無いため、こちらの画像の方が見易い
ですね。(笑)

開腹
 それではそろそろ、『腑分け』と参りましょう。

 早速、1次側ヒートシンクにコストダウンの痕跡
 がうかがえます。

 お陰で、基板の空き部分が良く見えますが。

 やはり、『HK400-12AP REV:B1』とございます
 ので、LW-6450H-3と同じ基板でございますね。


1次側
 こちらは1次側でございますが、ブリッジはRS606
 でございますので、800V・6Aでございます。

 ケミコンは、470µF・200Vの85℃品でございます。

 省略されたヒートシンクの取り付け穴が見えます
 が、ちゃんと面取りしてございますね。


基板中央部
 メイントランス左手の2次側ヒートシンクには、
 LW-6450H-3ではMUR2020CTがございました
 位置に、STMicroelectronicsのものがござい
 ますが、型番の書かれているところに何か赤い
 もの
が塗られております。

 悔しいので綿棒に除光液を付けて擦ってみた
 のですが、全く落ちませんでした。(泣)


STSP2045CTやS30D40Cのあった位置には、パーツは実装されておりません。

中央部反対側
 こちらは、基板中央部の反対側の様子でござい
 ます。

 ミニ基板の後ろの奴に貼り付いておりますもの
 を剥がしましたところ、『C5027-R』とございます
 が、LW-6300H-2等と同様にKSC5027-Rなので
 ございましょうね。


更にその奥には、Fairchild SemiconductorのKSE13007-2が2つ並んでおりますが、コイツの
ドキュメントはまだ無いのかな?

2次側
 こちらは2次側でございます。

 LW-6450H-3と同じ画像を並べましても意味が
 無いと思われますので、少しだけ位置をずらして
 みました。(笑)

 Fairchild SemiconductorのKA7500Bのお隣
 のQ12C54が空きパターンとなっております
 が、LW-6450H-3も同じでございますのでご安心
 下さい。(違)


小基板裏側
 こちらは、2次側小基板の裏面と出力部の様子
 でございます。

 この小基板が無ければ、もう少し詳しく様子が
 解るのでございますが...。


2次側・2
 トロイダルの後には、ダイオード・アレイが3つ
 並んでおりますが、この状態では型番等の確認
 は不可能でございます。(汗)

 4本の黒いケミコンは、United Chemi-Con
 2200µF・10Vな105℃品でございます。


小基板・表 小基板・裏

ということで、今回は初めての試みとして年末大サービスということで小基板を外しました。(笑)

まぁ、はんだ鏝もはんだ吸い取り器も所持致しておりますので、時間さえかければ如何ということ
も無いのでございますが、何しろ外すのも面倒ですがその後がまた面倒でございますのでねぇ。
(殴)

しかし、改めてこのような状態で見ますとケミコンを真っ直ぐ取り付けないという理由が全く解り
ませんですね。(悲)

+12V
 ご覧頂けますように、+12Vのランドは2つに分け
 られておりまして、『+12V2』の左端から出ており
 ます2本の黄/黒の線が+12V Power Connector
 へと繋がっております。

 『+12V1』のランドと『+12V2』のランドの1つ手前
 のランドまでは共通で来ておりまして、そこから
 2つのランドに分けられているだけのようでござい
 ますが?


2次側ヒートシンク・1 2次側ヒートシンク・2

序でといってはアレですが、こちらも外してみました。(笑)

左の画像左手から順に、STMicroelectronicsのSTPR1620CT、Mospec Semiconductor
S30D40C、STMicroelectronicsのSTPS2045CTとなっております。

表裏にございますSTPR1620CTには、アノードにフェライト・ビーズが履かされております。

そういえば以前、先生から『フェライト・ビーズじゃなくって、アモビーズ®では?』とのご指摘
を頂戴致しましたが、私にとってはそのようなことは如何でも良いことなのでございますが。(汗)

だってここは「てらさんの研究室」とか「実験室」等ではなく、只の「ゴミ箱」なんですから。(爆)


ヒートシンク跡地

折角でございますので、こちらの画像も載せておきましょうね。(笑)

2次側ヒートシンクを外しましたお陰で、サーミスタも良く見えるようになりましたので、Meritek
Electronic
のTTC-103であることが確認出来ました。

FAN
 FANはLW-6450H-3と同じく、Yate Loon
 D12SM-12でございます。

 以前にも書きましたが、、0.30Aで1650RPM、
 56CFM、39dBAの Sleeve Bearing というもの
 でございます。


裏画像
 こちらが、「裏画像」でございます。

 当然ながら、LW-6450H-3と同じでございます。


+12V 2系統の実力』に関しましては、元々は1系統のものを2系統に振り分けておりますので、
合計で「10A+15A=25A」出せるのか如何かが問題だと思われますが、その辺りの記述が無い
のが不安でございますね。

あぁ、そうそう。 ヒートシンクと小基板は、無事に付け直しましたので、ご心配なく。(笑)


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