Microで320W?! KMRK-FX320A


箱
 諸般の事情により、250W以上の
 高出力なMicro ATX電源を物色
 致しておりましたところ、こちらを
 発見致しました。

 何と、320Wでございますよ!

 しかし、ちゃんと確かめないで飛び
 付きましたので、右下に『Made by
 TOPOWER』とございますのを完全
 に見落としておりました。(汗)

 如何でも良いのかも知れません
 けど、『静音』の文字が滴っており
 ますのは、何故でございましょう?


19〜32dBA/2200〜3300rpm』というのでは、『静音』には余り期待は出来ませんのですが。

一応、箱に書かれております能書をチェック致しますと...、

■ECASOテクノロジー搭載
(Enhanced cooling after system off)
パソコンのシャットダウン後約3分間程度、電源FANの回転を続けることでシャットダウン後の
電源内部の温度上昇を抑えます。

■6cmFAN2基のプッシュプル吸排気で高効率の排熱と静音性を実現。
6cmFAN2基を直線的に配置した”プッシュプル”構造を 採用し高い静音性を維持しつつ、SFX
電源としては最もロスの少ない排熱効率を達成しました。

こちらの2点が、気になるところでございましょうか。

しかし、『プッシュプル』と聞きますと、私の場合は脊髄反射的にトランジスタ2石の増幅回路
が思い浮かぶのでございますが、こういうのも『プッシュプル』と言うのですかねぇ?

■全ケーブルツイスト(捻り)加工済

何てぇのは、如何でも良いことですし。(笑)

箱横・1

『ご購入の際はご使用のケースの寸法等をよくご確認の上でお求め下さい。』とございますよう
に、奥行が139mmと通常よりも39mmも長く、ATX電源の140mmと殆ど変りません。

やはり、尋常なSFX規格のサイズでは、320Wは実現出来ないのでございましょうね。(汗)

当然の如く、『よくご確認』等一切致してはおりませんので、使用予定のケースに載せられるのか
如何かは、現時点では全く不明でございます。(殴)

箱横・2

ご忠告は誠にありがたいのでございますが、開けませんと某将軍様に『存在意義が無い!』と
罵られてしまいますものでございまして。(笑)

全体像
 こちらが、今回のブツの全体像でございます。

 筐体がピカピカでございますので、異物が映り
 込んでしまわないように、強制フラッシュ使用で
 撮影致しましたのですが、微妙ですね。(笑)


後部 前部

『プッシュプル吸排気』ということで、後部・前部ともに『TOP SILENT』というシールの貼られた
FANがございます。

こちらの画像も微妙だな。(汗)

ラベル
 こちらがラベルでございますが、
 特に不審な点は無いようでござい
 ますね。(殴)

 あっ、『AC INPUT:100〜120V』と
 いうのがイヤか。(笑)


さて、それでは腑分けと参りましょうか。


開腹
 小基板が2つございますが、恐らくケースに取り
 付けられた青い方はフィルタ回路で、黒いヒート
 シンクに取り付けられた緑の方はファンコンで
 ございましょう。

 取り立てて変ったところはございませんようです
 が、少々気になる部分が2つのヒートシンクの間
 に垣間見えます。

 バラバラにするためには、先ずは青い方を外さ
 ないとならないようでございますね。


小基板
 こちらが、青い方の小基板の表側でございます。

 白いコネクタに、On-OffスイッチからのAC入力
 が入ります。

 その後ろに突っ立ておりますのが、ヒューズで
 ございますね。

 右手の青と茶の2本のラインで、主基板と接続
 されます。


1次側
 こちらは1次側でございますが、右手のケミコン
 は、ご覧になれば解るので宜しいですね。(殴)

 お隣の前後に傾いでおりますブリッジは、実は
 左右にも傾いでおりまして。(笑)

 スタンプはGBU8Jとございますので、600V・8A
 でございます。

 この画像では見えませんが、ブリッジの後には
 富士電機の2SK2645がおります。

また、ケミコンの後にはInfineon TechnologiesのSPW11N80C3がございます。

基板中央部
 こちらは基板中央部でございまして、この画像
 では右手が2次側になるのですが、ここに気に
 なるヤツが1つおります。

 如何やら、ボンドでヒートシンクに固定されていた
 のが外れてしまっておりますが、このままで使用
 しても大丈夫なのでしょうか?(汗)

 コアを良く見ますと『AITIOU C1708』とございます
 ので、AITIOU IndustrialのAIC-1708でござい
 ますね。

 その後にございますのは、富士電機のESAD83
 -004、30A・40VのSchottkyでございます。


メイントランス手前に並んでおります2つのフォトカプラは、COSMO ElectronicsのKP1010で、
PC817やLTV-817等と互換のものでございます。

コンデンサの陰になっておりますが、左にTexas InstrumentsのTL3844P、PWM Controllerが
ございます。

中央部反対側
 こちらは中央部の反対側でございますが、こちら
 では左手が2次側となりまして、メイントランスと
 小トランスの間に先程と同じようなものがござい
 ます。

 こちらは、メイントランスとヒートシンクにボンドで
 固定されておりますが。(笑)

 もう1つ気になりますのが右手の青いミニ基板で
 ございまして、中央の8pinのものはUC3842A
 ございます。


小トランスの手前にございますフォトカプラは、やはりKP1010でございます。

左のFuhjyyuのケミコンの後にございますものは、Schottkyであろうことと『12CT』という型番の
一部しか解りません。(汗)

2次側
 こちらは2次側でございますが、画像の中央上部
 にサーミスタがビス止めされておりますのがご覧
 頂けますでしょうか?

 この辺りは、かなりギチギチの状態でございまし
 て、トロイダル達の後のヒートシンクに並んでいる
 ものの判別は、不可能でございます。


2次側・2
 こちらは2次側を反対側から見た様子でござい
 ますが、信じられないような悲惨な光景となって
 おります。

 他の部分の出来も良くはございませんでしたが、
 ここは格別でございます。


2次側小基板
 こちらが、上の画像に写っております小基板の
 全容でございますが、中央にございます8pinの
 ものは、Advanced Analog Technology
 AAT1015でして、PC switching power supply
 supervisor ICでございます。

 周りは...、もう如何でも良いです。(殴)


出力部
 まぁ、傾いでいようが如何だろうが、無理矢理
 ボンドで固めてあろうが、元々がFuhjyyu
 ございますので。(違)

 こちらもギチギチで、見通しが利きません。


ファンコン
 こちらが2次側のヒートシンクに取り付けられて
 おりました、ファンコントロール用の緑の基板の
 表側でございます。

 2pinのコネクタが4つ並んでおりますが、FANは
 右の2つに繋がれておりました。

 ヒートシンクに取り付けられておりますのは、
 Unisonic Technologiesの2SD882でござい
 ます。

 左の2本の黒線がサーミスタに繋がっておりまし
 て、右の赤黒の線は何故か途中でコネクタ
 介して+12VとGNDに繋がっております。


で、紫の線は何処に?(汗)

しかしながらこの小基板は、表よりも裏の方が部品点数が多いですね。(笑)

裏画像
 こちらが、主基板の裏画像でございます。

 こちらもそれなりに、汚く仕上っております。(泣)


FAN
 FANは、Dynaeon IndustrialのDF1206SH、60
 ×60×20というサイズで、0.20Aとございますが、
 如何やら4,800rpm、21.3CFM、29dBAというもの
 らしいのでございますが。

 ビスを外してもFANがなかなか外れませんでした
 ので、後で良く見てみますと制振用と思われる
 ワッシャーが取り付けられておりました。

 しかし、その取り付けがまたテキトーで。(笑)


Dynaeon IndustrialのFANは、あのAntecの電源でも使用されておりましたね。(謎)

しかし、あの気になる部品のおかげで幾ら電圧が安定していたとしても、このような粗雑な造りの
電源をCPU負荷100%の状態で連続稼動させるというのは、非常に不安なのではございますが、
経費扱いで買ってしまったものは使わなければなりませんですし。(汗)


まだ「(謎)」がお解りにならないというお方は、是非ともAIC-1708をじ〜っと眺めて、記憶を呼び
戻して下さい。(殴)


line.gif

ホームへ  戻る