「音無しぃ」のか?! OEC-400W14(F)


箱・上

箱・手前

さて、今回のネタは、岡谷エレクトロニクスさんからFANレス電源の「音無」に引き続いて発売され
ました、『超大型14cmファン搭載静音電源「音無しぃ」』でございます。

電源後部の大きく出っ張ったロータリースイッチと「金網」が特徴的でございますが、箱の能書き
に拠りますと、

■4段階FAN Speed 調節機能
 Low :850RPM 20dbA(±10%)
 Mid :1000RPM 23dbA(±10%)
 High:1200RPM 28dbA(±10%)
 AUTO:自動調節

とされております。

しかし、「音無」は兎も角、音無しぃは、ちょっとねぇ。(笑)

それともう1つ、『短絡』と『ショート』って同じでしょ?


あ〜、これこれ!
: はいはい、何でございましょうか?
一応確認しておくが、岡谷エレクトロニクスは、あの岡谷電機とは何も関係が無いからな。
: おやっ! 左様でございましたか。
名前は似ておるが、岡谷エレクトロニクスの親会社は岡谷鋼機じゃ。(笑)
: はい、只今チェック致しました。
で、岡谷エレクトロニクスは、電源なんか作っておったか?
: いえいえ、どこぞのOEMでございましょう。


箱・左 箱・右

箱の左面には「外形寸法」が記載されておりまして、バーコードの部分には『OEC-400W14F』と
型番が記されておりますが、岡谷エレクトロニクスのサイトに拠りますと型番は『OEC-400W14
となっておりまして、『F』が付いておりません。 何故?

一方、右面の「グラフ」に関しましては、その意図が良く解りませんです。 各モデルの出力に応じ
て回転数の上限が上がるということのようなのでございますが、これは当然ながら『AUTO』での
設定のことでございましょうし、ましてや数値の入っていないグラフというのも...。

全体像
 こちらが、今回のネタの全体像でございます。

 FANがデカイので、中身が丸見えでございます
 が、見た目では余り面白く無さそうでございます
 ねぇ。(悲)


後部
 後部には、ACインレットの他にOn-Offスイッチ
 と入力電圧切替スイッチそしてFAN Speed調節
 用のロータリースイッチが、ご覧のように纏めて
 配置されております。

 前部には、スリットは全くございません。

 前部の画像がございませんのは、フラッシュを
 焚きますと妙に光ってしまいますし、焚きません
 と私の姿が写り込んでしまうためでございます。
 (汗)

ラベル

こちらはラベルでございますが、こちらにもやはり『MODEL NO:OEC-400W14F』とございます。

箱にもラベルにも、UL File Numberはございませんですね。

開腹
 さて、それでは腑分けして、中の様子を確認して
 みることに致しましょう。

 この穴開きのヒートシンクとそれに取付けられた
 小さなFANコントロール用と思われる基板、更に
 AC入力部からのこの配置。

 確かに以前にも見た記憶がございますが、思い
 出せません。(汗)

 まぁ、そのうち思い出すでしょう。(笑)


後部内側
 こちらは、電源後部を内側から見た様子でござい
 ます。

 内側の板というか「枠」に、「金網」をスポット溶接
 したものをツメで挟み込んで、固定してございま
 す。

 「金網」ということで、風切音はどのような感じで
 ございましょうか?


1次側
 1次側ケミコンはTEAPOのLXKシリーズ、200V・
 820µFの85℃品でございます。

 WATANABE DENGENのWPS-400PSやAntecの
 SL350のケミコンと同じでございますね。

 ブリッジはPBU1006、10A・800Vのものでござい
 ます。

 ふむふむ、成る程そういうことでございましたか。


基板中央部
 こちらは基板中央部でございまして、1次側ヒート
 シンクには、富士電機の2SC3320が2つ並んで
 おりまして、奥にはFairchild Semiconductor
 のKSC5027-Rが1つございます。

 また左手の2次側ヒートシンク側には、Mospec
 Semiconductor
のS40D45C2個に挟まれるよう
 な形で、Philips SemiconductorsのBYVシリー
 ズと思われるものがございますが、それ以上の
 詳細は不明でございます。(汗)


中央部反対側
 こちらは、その反対側の画像でございます。

 画像の中央手前にございます白いコネクタは、
 ACインレットからの入力でございます。

 この辺りのケミコンは、如何やら皆Fuhjyyu
 ようでございますね。


2次側
 こちらは、2次側の様子でございます。

 左の16pinも右の14pinのものも、どちらもTexas
 Instruments
のものでございます。

 左がTL494CNで、PWM Controlerでございます。

 右はLM339Nで、QUADなComparatorでござい
 ます。


小基板
 こちらが、FANコントロール用の小基板でござい
 ます。

 左手の赤と黒の線の繋がったコネクタがFAN用
 でございますが、ボンドで固められておりまして、
 抜けません。

 無理矢理引っ張りましたところ、コネクタごと基板
 から抜けそうになりました。(笑)


手前に延びております線は、後部のロータリースイッチへと繋がっておりまして、ヒートシンクへと
延びております2本の黒い線の先には、サーミスタがございます。

FAN
 FANはGlobe FanのB1402512Lで、12V・0.22Aと
 ございますが、こちらのデータはサイトにはまだ
 掲載されておりませんですね。


裏画像 正体判明

それでは、こちらが『裏画像』でございます。 1次側と2次側の間には、『MODEL:AP-***X』と
ございますので、WATANABE DENGENのWPS-400PSと同じくATNG Power Co., Ltd.のOEM品
であることが解ります。

WATANABE DENGENのWPS-400PSでは『2002-11-20』で『REV:8.0』でございましたが、こちら
は『20040103』で『REV:9.0』とございます。


それでは、組み戻して点火してみることに致しましょうか。

+3.3V +5V +12V

と、このような感じでございます。


実は、先日デジカメを買い換えたものでございますので、今回のネタの画像はその新しいデジカメ
で撮影したものでございますが、やはり腕の悪さとセンスの無さは、補完出来てはおりませんよう
でございまして。(汗)


FANの音に関しましては、LowモードとAutoモードの低負荷時では、殆どFANの音が聞えない程
静かでございましたが、Highモードでは結構音が気になります。


そういえば、SuperflowerのSF-400TSとかいう奴が3月の頭より24時間フル稼働致しております
が、アレも開けてみないとなりませんですね。(汗)


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