新開発100V専用! TOP-420XP


U氏 てらさん、てらさん! はい、これ。
d氏 おやおや、また電源買ったんですか?
U氏 今度の奴はネタ用ではなく、良さそうならばちゃんと使おうと思って。
全員: ない! ナイ! 無い!
U氏 そんなことありませんよ。 ちゃんと使いますよ。
全員: ない! ナイ! 無い!
U氏 ぐっ!
d氏 ドライバは、ありませんか?
: やっ! 今日は持ってきておりませんです。(汗)
ワシも今日は持っとらんぞ。
d氏 残念! 仕方無い、諦めるとするか。(笑)


箱

今回のネタは、こちらでございます。 Topower社製で、Grow Up Japanさんが『日本の環境に
あわせて、日本で使用するためだけに開発した"100V"仕様です。』というAC100V専用の企画
商品だそうでございます。

能書・1 能書・2

『トップサイレントテクノロジーを搭載した電源は負荷レベルが100%に達した場合でも、29.7dB
いう驚異的な静音化を実現しています。』とございますが、回転数を落としてやれば静かなのは
当然のことでございますし、肝心なのはそのようにFANの回転数を落とした状態でも十分に廃熱
が出来ているのか如何かという点でございましょう?

出来ますれば、そのあたりのデータも公表して頂きたいのでございますが。

コネクタ数やスペック表も記載されてございますので、画像をクリックして別窓にてご覧下さい。

保証書 保証規定

こちらの製品の保証期間は、2年間となっております。 コイツをお預かりしてから既に2ヶ月以上
経ってしまっているのがバレてしまいましたね。(汗)

ラベル

こちらがラベルでございますが、非常に見辛いですね。

メインケーブル
 『マザーボードや各デバイスに接続するケーブル
 をツイストすることにより、ケーブルが発生させる
 電磁波を軽減しています。』とのことでございます
 が、実際にはデバイス接続用ケーブルはツイスト
 されてはおりません。

 これで何で電磁波が軽減されるのかという論理
 的な根拠を、私のような素人にも解りますように
 簡潔にご説明頂けますとありがたいのでござい
 ますが。


FANケーブル
 こちらが、『PCケースの内のファンを3個まで連
 動(専用の4pinコネクタを使用)させて回転数を
 制御することで、総合的なシステムの静穏化を
 図ることができます。』というFAN専用コネクタで
 ございます。

 こちらはゆるゆるではございますが、一応ツイ
 ストされております。(笑)


S-ATAケーブル
 S-ATA用ケーブルは、ご覧のように1系統に2つ
 コネクタが付いております。

 こちらは、全くツイストされてはおりません。


後部 前部

今回は、「全体像」がございません。 『筐体にはニッケルプレートに鏡面処理を施し、外見にも
こだわりました。』というケースのせいで、如何しても撮影している私が映り込んでしまいますの
でして。(汗)

ということで、こちらも強制的にフラッシュを焚きまして映り込みを防いでおります。 あのような
お見苦しいものを全世界規模で晒す訳には参りませんので。(笑)

開腹
 それでは早速、「腑分け」と参りましょう。

 前後にFANが配置されておりますので、奥行は
 175mmとなっております。

 『前面と背面にファンを配置することにより、ご
 使用になられるケースを選ばない仕様になって
 います。』

 そうかぁ〜?


インレットの小基板
 ACインレットには、このような小基板が取り付け
 られておりまして、基板上にはXコンが1つとその
 陰にYコンが2つ、コモン・モード・チョーク・コイル
 が2つ載っております。

 電源後部の画像にございました、「100Vac」の
 シールの下には、穴などは開いてはおりません
 でした。(笑)



 『一次回路に、信頼性、耐久性、経年劣化が
 少ないことで世界でも有名な"ルビコン社"の
 アルミ電解コンデンサ(200V1200マイクロ品)
 を採用し、品質の向上を実現しました。』

 えぇっと、USRシリーズでございますね。

 右手のブリッジにはGBU8Jとございますので、
 600V・8Aでございますね。


基板中央部
 右手のヒートシンクには、富士電機の2SC3320
 が2つ並んでおります。

 左手のヒートシンクにございますものには、D83
 -004とございます。 30A・40VのSchottky diode
 でございますね。

 こちらにございますケミコンは、全てFuhjyyu
 TNRシリーズのようでございます。


画像手前左側で、チューブを被った抵抗が少々妙な配置となっております以外には、怪しげな
3次元配置」も見られません。

その反対側
 中央手前の白いコネクタに、AC入力が接続され
 ます。

 中央左の8pinのものは、Texas Instruments
 のTL3842Pで、PWM Controllerでございます。

 小トランス手前のフォトカプラには、「cosmo」と
 ございますので、Cosmo ElectronicsのKA817
 でございますね。


右手のヒートシンクには、SBL2040CTがございますのですが、ロゴが見えません。(汗) 更に
その奥にももう1つ、Schottkyと思しきものがございますが、メイントランスが邪魔で確認不能で
ございます。

FANコン
 こちらは、2次側ヒートシンクに取り付けられて
 おります小基板でございまして、3つ並んだ白い
 コネクタのうちの手前の2つには、リアとフロント
 のFANが接続されます。

 1番奥のコネクタには黄色と黒の線が繋がって
 おりますが、この線が先で3つに分岐させられ
 まして、FAN専用コネクタへと繋がっております。


更にその奥に、赤と黒の線が繋がっておりますが、こちらは主基板からの給電用と思われます。
さて、何Vが給電されているのでございましょうか?

そのお隣に小さなヒートシンクを背負わされて逆さになっておりますのは、STMicroelectronics
のTIP122でございまして、コイツはDarlington Transistorsでございます。

右手前の2本の白い線は、ヒートシンクに取り付けられたサーミスタと思しきものに繋がっており
ます。

2次側小基板
 2次側にも小基板がございまして、左にござい
 ますのは、Texas InstrumentsのLM339Nで、
 右は同じく、TL494CNでございます。

 『新設計』とかいうお話でございましたが、1次側
 と同様にこちらも教科書に載っているような構成
 でございます。(笑)

 こちらには半固定抵抗が1つございますですね。


その裏側
 その小基板の裏側の様子でございますが、手前
 の8pinのものは、STMicroelectronicsのもので
 ございまして「KEP321」とございますのですが、
 そのような型番のものは見つかりませんですね。
 (汗)

 もしかして、特注品とかなのでございましょうか?

 シンクの1番手前には、STMicroelectronics
 L7905CVがございます。


そのお隣にはD83-004がございまして、更にその奥にもSchottkyと思しきものが2つ並んでおり
ますが詳細は不明でございます。 1番奥の奴は、シンクの反対側と同じくSBL2040CTであろう
と思われますが。

白いコネクタから赤と黒の2本の線が出ておりますが、こちらがFANコントロール用の基板へと
繋がっております。 一緒に束ねられております黄色い線は、何処へと繋がっているのでござい
ましょうや?

小基板左
 こちらは、2次側小基板の左側の様子でござい
 ます。

 5本ございます青いケミコンは、FuhjyyuのTMR
 シリーズでございます。

 1次側だけRubyconでも、残りが全部Fuhjyyu
 ではねぇ。(笑)


FAN
 使用されておりますFANは、前後とも同じく山洋
 電気
の9A0812L404でございます。

 しかし、山洋電気のサイトには9A0812L402
 ございますけれども、9A0812L404というのは
 ございませんですね。


裏画像
 こちらが、『裏画像』でございます。

 画像右下には白と黒の太い線が這っております
 が、何故にこのようになっているのかと申します
 と『日本国内専用のAC100V専用回路』のせい
 でございましょうね。(笑)



取り敢えずは、組み戻して通電してみることに致しましょう。

+3.3V +5V +12V

3出力とも微妙に高めにはなっておりますが、気にする程のレベルではございませんですね。


FAN電圧
 確認致しましたところ、FANコントロール回路には+12Vが給電
 されておりました。 しかしながら、FAN専用コネクタへは4V余り
 しか給電されておりません。 これでは起動しないFANが沢山
 ありそうな。(汗)



オマケ?
 そうそう、オマケとしてこのようなものも付属して
 おりますので、ご活用下さい。(笑)



『日本の環境にあわせて、日本で使用するためだけに開発した"100V"仕様です。』ということで
ございますが、回路自体は実にオーソドックスというか古臭いものでございますし、正体不明な
KEP321」以外には特別なパーツが使われている訳でもございませんですし、そもそも『100V
専用
』などではございませんですし。(笑)

単に、入力電圧切替スイッチが付いていないだけでございまして、入力電圧切替スイッチを取り
付けるパターンはちゃんとございます。

より正確に申し上げますと、入力電圧切替スイッチが「On」の状態、即ち「115V入力側」に切替
えられた状態で配線されているだけでございます。(汗)

妙な「能書」さえ無ければ、ヒートシンクはかなり立派でございますし、造り自体もそこそこ丁寧で
ございますし、総じてはまずまずだとは思うのでございますがねぇ。


それはそうと、これでまた○みのさんのところのデッドストックが増えたという訳だ。(爆)


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