デカイ・重い・喧しい! Zippy-600W S-ATA


箱・1 箱・2

さて、忙しさにかまけてサボっておりました(殴)「電源ネタ」の今回の餌食はこちらでございます。

ご覧頂けますように、こちらはRIOWORKSさんのお取扱で、型番は「Zippy-600W S-ATA」って、
そのまんまのような。(汗)

こちらは、柾木遙照樹雷さんご提供のブツでございます。 このような高価なものをご提供頂き
まして、誠にありがとうございます。

保証書・1 保証書・2
登録ハガキ・1 登録ハガキ・2

1年間の保証書とユーザ登録ハガキが付いておりました。 で、『一時側電源を起因とする電源
障害』って、何でございましょうかね?(殴)

『オーバークロックを含む製品取扱説明書に従わない使用方法』ともございますが、最近のM/B
には純正品のOCツールが付いてくるものも多いのでございますが。(撲殺)

全体像
 こちらが今回のブツの全体像でございますが、
 奥行が220mmと通常のものよりも80mmも長く
 なっておりますので、かなりケースを選ぶのでは
 ないかと思われます。

 「ThunderK7専用電源」や「DP400専用電源」
 等ですらも、奥行は180mmでございましたから
 ねぇ。(汗)


コネクタは、メインの他に+12V ConnectorとEPS12V規格のProcessor Power Connector
はございますが、Auxiliary Power Connectorはございません。

その他に、デバイス用と致しましてPeripheral Power Connector*2が3系統とPeripheral Power
Connector+Floppy Drive Power Connectorが1系統の4系統がございまして、その他に+3.3Vも
結線されたS-ATA Connectorが4系統出ておりますので、ケーブルの総本数はかなりのもので
ございます。

ラベル

こちらが、ラベル部分でございます。 う〜ん、やはり微妙に曲っているよな、コレ。(汗)

PSA-6600Pというのが、製造元のZippyの型番でございます。

+12Vが36Aなどというのは通常では考えられませんので、一体どのような造りになっているの
か、開けてみるのが楽しみでございますよねぇ。(笑)

後部 前部

後部にはOn-Offスイッチだけがございまして、前部はケーブルの引き出し部が、通常のものより
もかなり大きく刳り貫かれております。

さて、それではそろそろ『腑分け』させて頂くことに致しましょうか。

開腹
ひっ、......。

はっ、はぁ〜っ?!

コレは一体...、

あんでつか??


ACインレットはEMI filterになっておりまして、コイツはHigh & Low corp.の15SS1-Gという代物
でございますが、そのような型番のものは、High & Low corp.のサイトにはございませんようで
して。(汗) まぁ、15A品であろうことは、型番から読み取れますのでございますが。

そのお隣に見えます小基板は、場所的にもパターンの太さから見ても1次側と思われます。

しかしながら問題なのは、この配置からみますと如何も1次側が2系統に分けられているよう
であるということでございます。

それでは、一体どのような仕組になっているのかを、細かく拝見させて頂くことに致しましょう。

小基板
 こちらが、取り外しました小基板でございます。

 基板左手が入力側で、Xコンの上に撓垂れて
 おりますのがヒューズでございますが、こちらの
 基板は単なるフィルタ回路でございます。

 Xコンのパターンが、1つ空いておりますけど。
 (笑)


FAN
 FANはMinebea製で、型番は3110GL-B4W-B54
 とございます。

 同じZippy製のHP2-6460Pで使用されていたもの
 と同じものでございますね。

 如何やら3,250rpmで、38.85CFM、34dBAなもの
 らしいのでございますが...。


入力部
 さて、こちらが主基板側の入力部でございます。

 3本の白い6角柱の上に、先程の小基板が取り
 付けられておりまして、そこからの出力が緑色
 のXコンの脇のコネクタへと入ります。

 画像左上端にはヒートシンクを背負ったブリッジ・
 ダイオードがございまして、昇圧用のトロイダル
 と1次側ケミコンが並んでおります。


こちらのケミコンは、Rubyconの330µF・400Vでして、85℃品のUSCシリーズでございます。

また、左のトロイダルの上でチューブを被せられておりますのは、突入電流抑制用のサーミスタ
でございます。

1次側
 電源後部から1次側を眺めますと、このように
 2系統に分かれていることがハッキリと解ります。

 左側の系統にもヒートシンクを背負ったブリッジ・
 ダイオードがございまして、昇圧用のトロイダル
 の向うには青いケミコンが見えます。

 こちらのケミコンは、Hitachiの220µF・400Vで、
 105℃品のHU4シリーズでございます。


2つの緑色のXコンの間でチューブを被せられておりますのは、左側系統の突入電流抑制用の
サーミスタでございます。

スイッチング素子
 左側の系統では、Infineon Technologies
 SPW20N60S5が使用されております。

 そのお隣は、新電元工業のSF20L60Uでござい
 まして、20A・600Vなものでございます。

 左の小基板には、8pinや16pinのIC等が載せら
 れておりまして、PFCPWMのコントロール基板
 になっているものと思われます。


懸命に覗き込んでみましたところ、右側の系統でもやはりSPW20N60S5が使用されております
ようでございます。

5Vスタンバイ
 こちらは入力部のお隣になりますが、+5VSBで
 あると思われます。

 左手でヒートシンクを背負っておりますものは、
 Power IntegrationsのTOP233Yでございます。

 で、手前にございます2pinのコネクタがジャンパ
 でクローズされておりますのは、如何いうことな
 のでございましょうか?(汗)


基板中央部
 こちらは基板中央部でございますが、2系統分の
 大きなメイントランスが並んでおります。

 2つのトランスの間には、フォトカプラが2つ並ん
 でおります。

 中央上方からは、PS_ON#やPWR_OKのラインが
 出ておりますので、お隣の小基板には電源監視
 用のICが載っているものと思われますが、確認
 することはこの状態では不可能でございます。


画像中央には、青い半固定抵抗が2つ並んでおりますが、左側メイントランスの左にも、もう1つ
青い半固定抵抗がございます。

2次側・左
 こちらは、左側系統の2次側回路を覗き込んだ
 様子でございますが、トロイダルの後ろに2つ
 並んでおりますものは、確認不能でございます。

 トロイダルのお隣にございますのは、Fairchild
 Semiconductor
のKA378R12CTUで、3A Fixed
 12V Low Dropout Voltage Regulatorという代物
 だそうでございますが、裏側にも同じものが取り
 付けられております。


その手前の更に小さなヒートシンクには、Philips Semiconductorsのダイオード・アレイが、
やはり表裏に取り付けられておりますが、BYQシリーズの200Vものであることは確認出来ました
が、何Aものなのかが確認出来ません。

こちらの緑色のケミコンは、日本ケミコンのKZEシリーズで、3300µF・16Vでございますね。

2次側・右
 右側系統の2次側回路も覗き込んでみましたの
 ですが、こちらは更に解りません。(汗)

 こちらの緑色のケミコンも、日本ケミコンのKZE
 シリーズの、4700µF・6.3Vでございます。

 こちらの系統では、手前側のヒートシンクにも、
 Schottkyと思しきものが2つ並んでおります。


折角面白そうな造りの電源でございますのに、ぎちぎちに詰め込まれておりますので詳細な部分
が不明なのが誠に残念でございます。

裏画像
 こちらが、「裏画像」でございます。

 結構綺麗に仕上っておりますようで。


それでは、組戻して点火してみることに致しましょうか。

+3.3V +5V +12V

ざっとこのような感じでございますが、お値段がお値段でございますので、それなりということで。
(笑)

さて、先程のMinebea製の3110GL-B4W-B54というFANでございますが、風量はかなり豊かで
ございまして、当然その分だけ喧しくなっております。(爆)

そういえば、24pinから20pinへの変換コネクタが付属しておりますが、これほどのパワーを必要
とする20pinのM/B等というものが存在するのでございましょうか?


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