Penance For Cyng? HK350-13BP-2
このタイトルは、前回のHK350-13BPの時の『Punish For Cyng』と同様に、単なる「PFC」の
語呂合わせでしかございません。(汗) あっ、『Cyng』とは、古英語の『King』でございますので。
箱の表側は、「SILENT KING-2」のPFC無しのシリーズでは青でございましたが、こちらは赤と
なっております。 裏側もPFC無しでは青みのかったグレーでございましたが、こちらでは赤みが
かっております。 まぁ、そんなことはこの際、如何でも良いことではございますが。(笑)
こちらも先日『腑分け』させて頂きましたLW-6300H-2と同様に、株式会社 エバーグリーンさん
からのご提供の品でございまして、「SILENT KING-2」シリーズのActive-PFC搭載モデルという
ことでございますので、「SILENT KING-2PFC」とされております。

色々と『能書』が書いてございますが、『電源の出力を安定させる回路 Active PFC を搭載』と
ございますのは、明らかな誤りでございます。
高調波抑制としての力率改善回路の採用により、副次的効果として安定するのは入力電圧で
ございます。
こちらが、PFC付「SILENT KING 2世」様の全体像でございます。 FANガードはやはり「埋め
込み」になっております。
ATXメインコネクタのケーブル長は、PFC無モデルと同様に60cm程となっております。
右の画像は「Serial ATA」コネクタでございますが、ご覧頂けますように+3.3Vも給電されており
ます。 取り敢えず、+3.3Vが給電されているのを見るのは初めてでございますね。
と、ここで気になります点が1つ。 S-ATAコネクタが、1*2系統追加されたためでございましょう
か、他のデバイス用コネクタが、Peripheral Power Connector*4とPeripheral Power Connector
*3+Floppy Drive Power Connector*1の2系統になっております。
私のように、当分はS-ATAコネクタ何ぞは必要無いという場合には、やはりデバイス用コネクタ
は3系統以上であって欲しいのでございますが。

こちらが、ラベルでございます。 旧HK350-13BPでは、+3.3V/+5V/+12Vは26A/30A/15Aで
ございましたが、こちらでは20A/25A/19Aとなっております。
やはりPFC無モデルと同様に、『+12V強化』というのが1番のポイントなのでございましょう。
「Active PFC」搭載でございますので、入力電圧切替スイッチはございません。 PFC無モデル
と同じく、小さな小さなOn-Offスイッチが新設されました。 ACインレットの向きが旧モデルとは
天地逆になっておりますが、何か意味があるのでございましょうか?
さて、それではこちらも『腑分け』させて頂くことに致しましょうか。

ふ〜む、ヒートシンクの形状は旧モデルと同じで
ございますし、基板上の主だったパーツの配置
等にも相違点を見つけることは出来ません。
ただ1つの点だけは、明らかに異なるのでござい
ますが。(笑)

ピントがイマイチでございますが、まずまず綺麗
に撮れたようでございますね。
こちらのFANは、LW-6300H-2と同じくRUILIAN
SCIENCE & TECHNOLOGYのRDL1225Sで
ございます。

こちらが、『明らかに異なる』点でございます。
旧モデルでは、この小基板は垂直に取り付け
られておりましたが、On-Offスイッチの新設の
ためなのか、このように変更になっております。
ACインレットの向きが天地逆になりましたのも、
そのせいかも知れません。
大きなトロイダルのお隣にございますブリッジはRS806で、800V・8Aのものでございます。 また、
ブリッジの後にございます、Fairchild SemiconductorのKSC5027-Rや、トロイダルの後に
ございます、東芝の2SK2837と2SK2611は、全て旧モデルと同じものでございます。
トロイダル脇の小基板には、やはりInfineon TechnologiesのTDA16888が載っておりまして、
『HK350-13AP REV:2』とプリントされておりますのも同じでございます。
基板中央部の表裏でございますが、メイントランスの型番は旧モデルと全く同じでございます。
ケミコンは400V・220µFの85℃品で、やはり『HEC』でございまして、この点も旧モデルと同じで
ございます。

左手前には、『HK350-13AP REV:2』とござい
ます。 旧モデルでは、『REV:1』でございました
ので、若干の変更点があるのかも知れません。
こちらのケミコンが横倒しになっておりますのは、
インレットに取り付けられた小基板を避けるため
でございます。 決して、ケミコンがヘタレている
という訳ではございません。(殴)
Texas InstrumentsのLM393Pが2つございます
のも、同様でございます。
左上のヒートシンク近くにはサーミスタがございまして、そのお隣には、やはりAUKの2SC5344が
ございます。 サーミスタが、水色から緑色に変更されておりますね。(殴)

こちらの角度からですと、サーミスタと2SC5344
が良く見えます。
その手前は、以前はFANコネクタでございました
が、その昔「大馬鹿モン」が力任せにコネクタを
引き千切ってしまいましたので、やむなく直付け
に変更されたのでございましょうか?(汗)
因みに、コネクタはFANへの配線の途中に、
ちゃんと付いております。(笑)
トロイダルの後には、Philips SemiconductorsのBYV32E-200、Mospec Semiconductorの
S30D40C、そしてSTMicroelectronicsのSTPS2045CTが並んでおります。
旧モデルでは、真中の奴が判別不能でございましたが、今回は根性で覗き込みました。(笑)

ピントがイマイチでございますが、こちらの処理
もイマイチでございますので、良しとしますか。
(殴)
旧モデルと同様に、こちらにもコネクタの空き
パターンがございます。

こちらが、『裏画像』でございます。
やはり、旧モデルと変りは無いように見えます
が。
一通り眺めて参りましたが、主基板のRevisionが『1』から『2』へと変更になってはおりますが、
使用されております主要なパーツには何も変更等はございませんようですし、旧モデルとの明確
な差異を認めることは出来ませんでした。
主基板の裏には多くの表面実装部品がございますが、この辺りの軽微な見直し等でございます
と、全くのお手上げでございますが。
さて、それでは組戻しまして、点火してみることに致しましょうか。
HK350-13BPでは、+5Vも+12Vもやや低めでございましたが、こちらではやや高めとなっており
ます。 まぁ、誤差レベルといえるのかも知れませんが。(笑)

