FANは大事だよ〜! LC-A300ATX


常日頃より敬愛する、『某将軍様』の「日記に似て非なるモノ。」よりの抜粋...。


●ここ数日、どうも張飛将軍の調子がイマイチ。 朝来ると、必ず落ちていたりする。
で、今朝もFreezしておりました。 昨日も同様だったのですが、RebootするとBIOS画面で一旦
止まります。

「Hardware Monitorが云々」

とか吐きます。 ウザイので、BIOSに入って“Halt on Err”の項目を『No Err』にしちまいます。
これで文句たれることはないでしょう。 この様な対処療法はなんら解決になりはしないのです
がね。 一応、起動は致すようです。 ですが、すぐにFreezしたりして。

「っかしぃなぁ???」

と思いつつ、何の気なしに電源FANからの風に手をかざしてみたりして。

「んっ!?」

あっついんですね、これが。 しかも、もわっとしております。 よくよく注視すれば、FANが回転
しておりません。 嗚呼・・・
ピンセットでつついてみたりしましたが、結構固いカモ。 電源のFANが終わってしまったんです
ね。
まぁ、張飛将軍の電源は\3180(だったかな?)の4H822TR-652に付属してきたANS LC-A300ATX
ですからねぇ。
いつ死んでも、なんの疑問もないような【超軽量】オシャレ電源ですからねぇ。
張飛将軍唯一の換気FANである電源FANが停止したので、Chassis内の温度が上がり、Hardware
Monitorで異常がでたのでしょうか。
確かに、System Temperatureが50℃をかる〜く越えておりました。(気付よ! (゜;)\(--;)オイ)

●因みに、電源を外そうとして触ったところ、無茶苦茶高温になっておりました。 流石FANレス!!!

「もしかしたら、FANを交換したら復活するカモ!」

とか思いつつ、おそるおそる箱を開けてみると・・・ あぁ、ケミコンがぁ・・・

頭頂部が膨らむ、なんてことは御座いません。
恰も鼻提灯のように電解液が焦げたとおぼしき物質により泡が形成されておりました。

某電源くんにでも勝手に送りつけるかな。;-p



隊長
[Cod Long]
アイテテテッ!
何度言ったら解るんだ! 俺様を荷物と一緒にするなってんだよ!
オペレーター
[Hamil Tonian]
何時まで経ってもアンタはお荷物なんですから、仕方が無いですねぇ。
隊長は兎も角、私は何とか勘弁して頂きたいもので...。
隊長 うん?!
貴様! 今、何か言ったか?!
オペレーター うっ! やべっ!
いえいえ、何も...。 そっ、空耳でございましょう。
隊長 はぁ? そうか...?
うっ! ここは...、何か嫌な予感のする 汚らしい 部屋だな?
オペレーター あぁ、これこれ。 またしてもそのような本当のことを。
如何やらまた てらさん のところへ送り付けられたようですね。
隊長 うん? 何だ?
またウチの「管理人」お得意の安物電源の腑分け依頼なのか?
オペレーター お得意...、なんですかね?
如何やら、そのようですね。

うげっ!! 本当に、勝手に送り付けられて来ちゃいましたよ。(汗)


全体像
 こちらが、勝手に送り付けられました安物電源
 でございます。(笑)

 こちら側は通常のケースでは上側になりますが、
 底面には何もございませんので、ラベルの貼ら
 れておりますこちら側にしてみました。

 取り付けたら見えなくなってしまう側にラベルを
 貼っても、余り意味が無いのではないかと思え
 るのでございますがねぇ。


ラベル
 こちらがそのラベルなのでございますが、
 『ANS』というのはメーカ名なのでござい
 ましょうか?

 『UL File Number』は記載されてはおり
 ませんのですが、『LC-』という型番から
 想像致しますと、L & C Technology辺り
 のものでございましょうか?


後部 前部

リア部にはサービスコンセントは無く、フロント部には安物電源としては多めのスリットが刻まれ
ております。

白っぽく光っております様子とその軽さから、こちらのケースはアルミ製なのかとも見えますが、
実際にはこれはただの「すずめっき鋼板」、所謂「ブリキ」でございます。 しかも、0.5mm厚の。
(笑)

隊長 おいおい!
コイツは、「ブリキ」だってよぉ! うー、懐かしいよなぁ。
オペレーター んー? これは折角だから、少しからかってやるかな。
はぁ? 何ですか、「ブリキ」って?
隊長 うん?! 何言ってんだよ、オマエ。
その昔は、玩具もバケツもブリキだったろうが!
オペレーター はて?
私がご幼少の砌には、玩具は超合金でしたし、バケツは青い奴でしたが?
隊長 はぁ? へぇ?
......。 そう、なのか...?
オペレーター むふふふっ! これは、思惑通りかな。
隊長と私では、かなりのジェネレーション・ギャップが有るのでしょうか?
隊長 ...。
...、...。 ...、...、...。
オペレーター おやおや、想像以上に堪えてしまったのですかね?
もしも〜し! 隊長、さっさと『腑分け』致しませんと帰れませんのですが?
隊長 ん? あぁっ!?
そうだったな。 それではいくぞ! Spin Off〜〜〜!
オペレーター ん? 相変らず、立ち直りだけは早い奴だなぁ。
はいはい、ビス4本外しました。 続いて蓋外します。


開腹
 ふぅ〜む?! やはり、かなりスカスカでござい
 ますね。

 インレットに取り付けられた小基板には、小さな
 Xコンが1つとYコンが2つ、そしてコモン・モード・
 チョーク・コイルであろう小さなトロイダルもござい
 ます。


ケミコン・1 ケミコン・2

左手の画像のケミコンは頭頂部が茶色く変色し、将軍様が『鼻提灯』と呼ばれたように、丸〜い
風船状のものが乗っております。

右手の画像は、他にも同様のものが無いかと余り多くは無いケミコンをチェックしたところ、発見
したものでございます。 こちらは風船状では無く、塊のようでございます。

隊長 こりゃまた...、見事なもんだな。
オペレーター いやぁ、本当ですねぇ。
隊長 吝嗇な「管理人」が安物ばかり集めているから、こういうことになるんだ。
他のパーツが無事だっただけでも、ありがたく思え!
オペレーター こらこら、またそんなことを...。
それでは、細かく見ていきましょうか。

1次側
 ケミコンは、470µF・200Vの85℃品でございます
 が、コイツは見慣れないロゴでございますねぇ。

 ブリッジにはRS405とございますので、600V・4A
 なものでございます。

 ブリッジの左手には、ちゃんとフィルタ回路用の
 パターンがございますが、何も実装されてはおり
 ません。


ケミコンの後のヒートシンクには、Fairchild SemiconductorのSSP2N60Aが1つとKSE13009L
が2つ並んでおります。

隊長 安物電源らしく、いきなり正体不明のケミコンか。
オペレーター しかも、470µFでは300Wクラスとしては容量不足ですし。
隊長 おいおい。 貴様、何時の間にか随分と勉強してるようだな。
オペレーター アンタみたいに何時まで経っても進歩しない方が、珍しいんですよ。
それでは、お次はこちらで。

基板中央部 反対側から

こちらは基板中央部でございますが、当然ながら、ヒューズは直付けでございます。(笑)

左手の画像の左端にございますCapXonのケミコンが、上の右側の画像で塊が乗っていた奴で
ございます。

右手の画像の手前には『X-B2002 ATX Ver:2.1』と印刷されてございますが、これだけでは
この電源の正体を見極める決め手とはなりませんようでございます。

隊長 おいおい。 このオッサンは、やっぱり阿呆か?
壊れちまった安物電源の素性なんて、如何でも良いんじゃないのか?
オペレーター やはり、「電源くん」としてのてらさんにとっては、その辺が大事なところなの
でしょう。
隊長 はぁ? 何言ってんだよ!
単なる、電源ヲタとか電源フェチとかなんじゃねぇのか?
オペレーター あぅ! そのような余りにも恐ろしいことを...。
そっ、それでは、お次に参りましょう。

2次側・1
 こちらは2次側の様子でございますが、こちらは
 埃だらけでございますねぇ。 これではスタンプ
 が読めませんので、お掃除しなくては。(汗)

 えぇっと、両端にはMOSPEC Semiconductor
 のS30D40C、30A・40VのSchottkyがございまし
 て、その中央にはPanjit Semiconductors
 UF1002F、10A・200VのUltraFast Recoveryな奴
 がございます。


トロイダルの横に、「風船」を乗っけたケミコンが見えますが、こちらには『Canicon』というロゴが
ございますが、やはり何処のメーカのものか解りません。(汗)

2次側にございます他のケミコンは、Luxon Electronicsのものが大半でございますが、1本だけ
青い奴には『Jun Fu』とございます。

隊長 うげっ! おい、ハミル! 何なんだよ、これは!
俺達は、こんな汚いモンと一緒だったのかい!
オペレーター 私は、アンタと一緒の方が余程イヤですがねぇ。
さあさあ、お次に参りましょう。

2次側・2
 こちらの16pinのものには、『DR-B2002』とござ
 います。

 そういえば、DEER COMPUTER CO., LTD.
 DR-A300ATXには、『DR0183』というやはり16pin
 のチップが載っておりましたですねぇ。

 ということで、如何やらコイツの素性が判明した
 ようでございますね。(笑)


ところで、DEER COMPUTER CO., LTD.L & C TECHNOLOGY INCの住所って、全く同じ
だということを皆さんご存知でした?(爆)

隊長 よし! そこが、安物電源の巣窟ということだな。
そこを壊滅させちまえば、吝嗇な「管理人」も安物が買えなくなる訳だ。
オペレーター アンタ、何を訳の解らないこと言ってんですかねぇ。
さあもう少しですから、お次に参りましょう。

FAN
 あいや〜! ロゴの部分が反射して吹っ飛んで
 しまいましたが、こちらのFANは、GLOBE FAN
 のS01138812H、0.24Aで3,000RPM、39.8CFM、
 32.6dBAのSleeve Bearingなものでございます。


 確かに、手で回してみてもかなり固いですね。


隊長 ん? GLOBE FANって、特に安物って訳じゃないよな?
オペレーター 多分...。 さあ最後は、こちらです。

裏画像
 はい、こちらが『裏画像』でございます。

 こちらには、型番等はございませんですね。


隊長 あー、終わった終わった。
いやぁ〜、何時もながら「管理人」の我儘のせいで疲れるよ。
オペレーター アンタは別に何もしてない筈だけど、一応言っとくか。
隊長、今回もお疲れ様でした。
隊長 ああ、お前もご苦労さんだったな。
この安物はやっぱり、てらさんのお師匠様のところで治してもらうのか?
オペレーター いえ、てらさんは『修理して下さるようお願い致しましょうか?』と申された
そうですが、このようなものは『決して』治さずに捨ててくれとのことで。
隊長 ふぅ〜ん?! あの吝嗇な「管理人」にしちゃ、珍しく潔いな。
...ってぇ、じゃあ俺達は、如何なるんだよ。 帰れねぇじゃんか!
オペレーター 出来れば、アンタもこの『安物』と一緒に処分してもらいたいのですがねぇ。
大丈夫です。 てらさんが、ちゃんと替りの電源を送って下さるそうなので
して。
隊長 そうか、そういう話だったのか...。
それでは安心して、今夜はオマエの奢りで パーッ と行こうぜ!
オペレーター またそんなこと言って、勝手にしなさい!
では、撤収〜!
隊長 あっ! また逃げやがった! こら! 待て!!
隊長の俺様を、置いて行くんじゃない!!


お二方、何時もながらご苦労様でございました。 将軍様にも、宜しくお伝え下さいませ。


ということで...、はっ! コイツは壊れているので、今回はこれで終わりじゃん?!(汗)


の筈だったのでございますが、将軍様から『瀕死ではあるが完全に死んではいないので、ベンチ
は兎も角、通電位はして下され。』とのご無体なご要望がございまして...。(冷汗)

将軍様のお指図とあれば如何にも致し方ございませんので、ケミコンが吹っ飛んでも良いように
蓋までキチンと組戻しまして、テスタを当ててみることに致しました。

+3.3V +5V +12V

このような結果と相成りましたが、こんなモン如何でも良いじゃん!(汗) あのFANは『うんうん
と唸っているだけで、回る気配はございませんでした。(大汗)


なんじゃい。 『通電しろ』というのは、『負荷掛けて引導渡せ』ということかと思ったのじゃ
  が、ツマランのう。(笑)



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