真っ黒で12cm! WIN-420PC


箱
 AKIBA PC Hotline! の2003年 7月26日号を
 見て、コレはやはり買ってみなければならない
 だろうなぁと...。(笑)

 こちらは、Future Powerの12cmFAN搭載電源、
 WIN-420PCでございます。


箱横・1 箱横・2 箱横・3

箱をぐるりと眺めますと、色々と『能書』が書いてございますが、肝心の出力に関する記述が全く
ございません。

全体像
 こちらが、この電源の全体像でございます。

 底面の12cmFANが特徴で、FANガードは打ち
 抜きとなっておりますが、開口部はかなり広め
 でございますね。

 まぁ、真っ黒なのは如何でも良いことでござい
 ますが。(笑)


メインケーブルは網タイツを履いておりまして、長さは50cm弱といったところでございましょうか。

Serial ATA 対応』ということでコネクタが1つ付いておりますが、当然ながら+3.3Vは給電され
てはおりません。

それよりも、デバイス系のケーブルは2系統だけでございまして、片側がPeripheral×4+S-ATA
で、もう一方がPeripheral×4+Floppy×1というのは、イヤでございますねぇ。

後部 前部

AKIBA PC Hotline! に掲載されていた画像では、後部に入力電圧切替スイッチが写っており
ませんでしたので、もしかしてPFC搭載なのかなと期待しておりましたが、残念ながらフロント側
しっかりとございました。(汗)

そういえば、以前にも入力電圧切替スイッチがフロント側にある奴がございましたが、Justyさん
潰れてしまいましたねぇ。

On-Offスイッチは、Onにすると光るタイプのものでございますね。 これも、如何でも良いことで
ございますが。(笑)

フロント側のスリットは、画像に写っておりますちっこいのが4本だけでございます。

ラベル
 こちらがこの製品のラベルでございます。

 +3.3Vと+5Vの合計出力が220Wというの
 は、Silent KingのS-ATA版よりも20W
 少ないのですが、あちらの+12Vは20Aで
 ございますので、こちらが2A勝っており
 ます。(笑)


Silent KingのS-ATA版も、機会がございましたら是非腑分けしてみたいものでございます。

開腹
 それでは早速、『腑分け』と参りましょうか...、
 ってヒートシンクが1つだけでございますね。(汗)

 しかも、端っこ曲ってるしぃ。(笑)

 まぁ、型番等からある程度の予想はしておりまし
 たが、こちらのブツは以前ご紹介させて頂きまし
 た、金ピカ3...か?ストレス解消?
 同系列のものと思われます。

 ヒートシンクは、中央の板に両側から別の板を
 ビス留めしただけのものでございまして、間から
 はシリコングリスのようなものがはみ出しており
 ます。


インレット
 左はACインレットで、右がサービスコンセントで
 ございますが、インレットの右下には黒い四角い
 ものがホットボンドと普通のボンドらしきもので、
 斜めに固定されております。

 これは、「リレー」でございます。 箱の能書にも
 ございましたように、サービスコンセントは単なる
 スルーではなく連動になっているのですね。


1次側
 こちらのケミコンは、Well Jieh Electronic
 820µF・200V、85℃品でございます。

 サーミスタの後にございます小さなブリッジには、
 「?BL405」とございますが、ケミコンが邪魔で頭
 の1文字が読めません。(泣)

 左の白いコネクタにはAC入力が入りまして、2本
 の赤い線は入力電圧切替スイッチへと繋がって
 おります。


基板中央部
 こちらはヒートシンクの裏側となりますが、2つ
 並んでおりますのが、富士電機 の2SC2625で
 ございます。

 中央の『L字型』の小ヒートシンクを背負ったもの
 は、やはりスタンプが判読不能でございます。


2次側・1
 一番手前は、MOSPEC Semiconductor
 S10C40Cで、10A・40VのSchottkyでございます。

 お次は45N03LT、45A・30VのPower MOS-FET
 でございます。
 
 更にその奥のものは、SBL6040PT、60A・40Vの
 Schottkyでございます。

 やはりこちらに、サーミスタがございます。


2次側・2
 こちらの16pinは、Fairchild Semiconductor
 のKA7500Bで、SMPS Controllerでございます。

 右下から出ております緑色の線は、PS_ON#で
 ございます。


出力部
 こちらは、コネクタへの出力部でございます。

 右下隅に見えます白いものが、FANコネクタで
 ございます。

 それはさて置き、手前側では抵抗とダイオード
 がクロスに配置されております。

 実に、イヤーな感じでございます。(笑)
 


FAN
 FANは、Yate Loon のD12BM-12でございます。

 こちらは、0.30Aで1,700RPM、60CFMで39dBAと
 されております。

 あ、BearingはBallでございます。


裏画像
 こちらが、『裏画像』でございます。

 今回は、比較的マシに撮れた方かな?(笑)


裏画像・2
 基板中央部には、このようにございます。

 「金ピカ3...か?」や「ストレス解消?」では、
 どちらも350W電源ではございましたが、基板に
 は『WIN-250PS』とございましたので、1クラス
 上のものなのでございましょうが、基本的な部分
 は何も変ってはおりませんでしたのでねぇ。


それでは、組み戻して点火してみることに致しましょう。

+3.3V +5V +12V

ってぇ、コレ何?!

金ピカ3...か?」では、夫々3.33V・4.97V・12.38Vで、「ストレス解消?」では、3.37V・4.96V・
12.58Vと、元々+12Vが高めに出る傾向がございましたが、12.89Vは高過ぎですねぇ。 何故?

ということで色々とテストをしたり致しました結果、単にこの電源には負荷が足りな過ぎてこのよう
な結果となってしまったようでございます。

う〜ん、評価ポイントの設定というのは、やはり難しいよなぁ。(汗)


あっ、そうそう! +3.3VのSense線が無いというのは、止めて頂きたいのでございますが...。


line.gif


数日前からメインマシンの挙動が怪しくなり、ここ数日は起動に失敗したり、突然リブートしたり
という状態でございましたので、原因追求のため詳細に検分致しましたところ、WIN-420PCの
ケミコンの1部が頭部膨張をおこしていることを発見致しました。

1次側・1 1次側・2

こちらは1次側でございますが、明らかに左側のケミコンの中央が盛り上がっております。

2次側・1 2次側・2

こちらは2次側でございますが、やはり1本だけ中央が盛り上がっております。

D12BM-12は、一応ちゃんと回っていたのでございますけどねぇ。

そして、ふと裏返してみますと。

裏

汚ネー!!

何? 剥いた!

他にもダメージを受けているところは無いかと、あちこち眺めておりましたら、このようなものを
発見致しましたので、早速剥いてみました。

駄目だ、こりゃ!


ところで、メインマシンは現在、仮復旧と致しましてGM-520SCを搭載して稼動致しておりますが、
実はGM-520SCの前にGS-400W12を試してみたのでございますが、残念ながらWIN-420PCが
起動に失敗するのと同様の症状で、メインマシンが立ち上がることは1度もございませんでした。

GS-400W12って、不安定になったWIN-420PC並に駄目なのか?(汗)

(2005.04.24記)


ついででございますので、頭部膨張をおこした1次側ケミコンを基板から取り外して、ブリッジの
確認を致しましたところ、PBL405でございました。

今更、如何でも良いことかも知れませんけど。

(2005.04.29追記)
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