Antec、3度?! True550(EPS12V)
さて、本日のネタは3度目のAntec登場でございますが、今回のご提供は何時もの ○みの さん
ではございませんで、k_ari さんでございます。
こちらの品物も『数奇(?)』な経緯でご入手なされたそうでございますが、細かなことは一応オフ
レコということで。(笑)

こちらがその本日のネタで、EPS12V対応の
「True550」でございます。
EPS12V対応ということで、当然メインコネクタは
24pinでございますし、8pinの Processor Power
Connector もございます。
まぁ、Auxiliary Power Connectorも+12V Power
Connectorもございますし、例の「FAN ONLY」
もございまして、コネクタだらけではございます。
電源後部と前部の様子でございます。 ケース自体は「TrueBlue」と同じものでございますが、
後部に何やら妙な黒い四角いものがついておりますね?
こちらがその「妙な黒い四角いもの」でございますが、引っ張ってみましたら取れまして、中には
やはり黒いコネクタがございました。 脇の刻印を見ますと、Peripheral Power Connectorのよう
でございますが、『外出し』にして如何するのでございましょうか?

こちらがラベルでございますが、+5V/+12V/+3.3V
は夫々40A/24A/32Aとなっております。
「TrueBlue」では、38A/22A/30Aでございました
ので、3系統とも2Aずつ強化されておりますようで。
正式なEPS12V規格では+12Vは3系統に分かれて
おり、550Wクラスでは合計で38A要求されるようで
ございますので、あくまでも『準拠』では無く『対応』
なのでございましょう。

早速、『腑分け』開始でございますが、パッと見
では「TrueBlue」と変り無いようでございますね。
「TrueBlue」よりも70W多い出力のために、どの
ような変更がなされているのか、またどこが変ら
ないのかを中心に見てみようと思います。

ケミコンは松下のUQシリーズ、200V・1200µF
の85℃品でございます。
ブリッジにはGBU1506とございますので、600V・
15Aのものでございましょう。
その後には、Fairchild Semiconductor の
SSS4N60B、4A・600VのMOSFETが1つござい
ます。
ケミコンの後には、STMicroelectronics のものがございますが、ケミコンが邪魔で「1NB80」と
しか見えないのですが、STN1NB80でございましょうか?

こちらは、基板中央部でございます。
基本的には「TrueBlue」と変り無いようでござい
ますが、小トランス手前のフォトカプラは、817C
ではなく817Bとなっております。
817Cは「-」で817Bは「+」ですね。 って、そりゃ
Shift-JISじゃん!(殴)
正しくは、CTR(Current Transfer Ratio)が「B」では130〜260%、「C」では200〜400%という点が
異なります。
そのお隣のTO-92は、やはり Unisonic Technologies のTL431でございますし、更にそのお隣
にございますケミコンが Fuhjyyu なのも「TrueBlue」と同じでございます。

こちらが、基板中央部の反対側でございます。
「ミョーに傾いだトロイダル」の下には、やはり
フォトカプラが2つ並んでおりますが、こちらも
817Bでございます。
左手の8pinのものは、STMicroelectronics の
UC3844Bでございますが、こちら側はパーツの
配置が、「TrueBlue」とは微妙に異なっており
ます。
右手のシンクには、STMicroelectronics のSTPS3045CW、45V・15A×2のSchottkyがござい
ますが、これは「TrueBlue」と共通でございます。

こちらは、2次側の様子でございます。
ヒートシンクの左側のトロイダルの陰の部分
には、裏側と同様に、STMicroelectronics の
STPS3045CWがございます。
更にその右隣にも同様なものがございますが、
こちらも STMicroelectronics のSchottkyの
ようなのでございますが...。
こちらで使われておりますケミコンも、Fuhjyyu でございます。

手前の Texas Instruments のTPS3510Pも、
右奥のヒートシンクの STMicroelectronics の
L7905CVも、「TrueBlue」と共通でございます。
残念ながら、ここには青いLEDはございません
ですが。(笑)

こちらは、出力部でございます。
こちらにも、特段変った様子はございません。
左が底面FANで、右が後部FANでございますが、どちらも Dynaeon Industrial のものでござい
まして、底面がDF1209BA、後部はDF1208BAでございまして、0.25Aと0.20Aとなっております。

こちらが、『裏画像』でございます。
やはり、「TrueBlue」とは微妙に異なってはおり
ますが、基本的なパターンに変りは無いようで
ございます。
それでは、組戻して点火してみることに致しましょう。
やはり、今まで拝見させて頂いたAntecの他の製品と同様に、低めに設定されております。
基本的な造りと致しましては「TrueBlue」と変りは無いようでございますので、恐らくはTrue550
のコネクタだけを『EPS12V対応』に変更したのが、こちらの製品ではないかと思われます。
European versionの「True550(EPS12V)PEC」や、UK versionの「True550(EPS12V)PGB」と
いうActive PFC付のモデルもございますようですが、そちらの方が気になりますですねぇ。
で、European versionが「PEC」というのは兎も角として、UK versionが「PGB」というのは気になる
のですがねぇ。 『The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland』でございますから
ねぇ。(殴)
ところで、「TrueControl550」という、+3.3V/+5V/+12Vのメイン3出力をフロントベイに取り付けた
パネルから調節出来るという奴がございますそうですが、コイツは如何いう仕組になっております
のでしょうか? こちらも気になります。
嗚呼、忘れておりました。 ラベルには-5Vは0.5Aと記載されてはおりますが、実際にはメインの
24pinコネクタには配線されておりませんです。(笑)

