如何したんだ? SP420-RP


それは『13日の金曜日』という縁起でもない日であった...のか?(笑)


: 嗚呼、将軍様! 遠路遥々お疲れ様でございました。
S殿 やぁ、お出迎え大儀ではある。 で、酒食の席は用意出来ているのであろうな。
: ははっ、こちらでございます。 どうぞ私のお後から。
S殿 今宵は微行ということで、甲冑も纏わずこのような出で立ちで参ったのだが...。
: 将軍様のご尊顔を拝することなど滅多に無いことと、皆の者は大層喜んでおりまする。
S殿 むむ。 あれに見えてきた怪しげな建物は何であるか?
: あちらが何時もの宴会の席でございまして。
S殿 ふぅむ。 成る程、それらしい風情と申すか、如何にも妖しげではあるな。(笑)
: どうぞ、奥の方へとお進み下さい。

ということで(?)今回の宴会はあの「惨酷(P)C」の管理人趙雲子龍将軍をお迎えしてのもの
でございます。

K氏 おぉ! ようこそ、いらっしゃいませ。
S殿 はじめまして。 宜しくお願い致します。
: 相変らずお早いですな。

と言っている間にゾロゾロと集まり出して、未だ定刻前だというのに宴会は始まるのであった。

R兄 お疲れ様で〜す。
M氏 おや、今日もお早いですね。(笑)
R兄仕事で捕まったりしなければ、ちゃんと来ますよぉ。

箱

R兄 早速ですが、これが先日のお話のブツです。 お願い致しますね。
: 嗚呼、例の奴でございますね。 畏まりました。
W氏 あ、今日も『腑分け』ですね。 早く開けましょうよ。
: 宴会もまだ始まったばかりですので、後で、後で。

ドラえもん?
 R兄 でもって、これも。(笑)
 : は? これって、『ドラえもん』のドライバ・セットですか?
 R兄 私のドライバは使い辛いと難癖を付けられましたので。
 : 如何にも、使い易そうには見えませんけど...。(汗)
 R兄まぁ、タダで頂いたものですからね。(笑)
 : ひぇ〜ん!
 S殿腑分け』といえば、お師匠様は、今日は?
 : ここのところ珍しくお忙しいらしく、連絡がございませんで。
 M氏 宴会のお誘いにも、無反応でしたしねぇ。
 S殿 親しくお会いして、先日のお礼を申したかったのですが。
 : まぁ、またの機会もございましょうし。
 M氏 次回は『撒き餌』を充分にしておけば、恐らく大丈夫
     でしょう。(笑)

 S殿 はぁ?!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


R兄 さて、そろそろ皆さん落ち着いたようですし、ぼちぼち始めましょうか。(笑)
: そうですね。 それでは、よっこいしょっと。
W氏 やった。 『腑分け』開始〜!

全体像
 : 相変らず、奥行は170mmと長いですねぇ。
 R兄 ケーブルの長さも変りませんか?
 : えぇっと、約47cmと変りませんね。
 W氏 ねぇ、早く開けましょうよぉ。
 : おや、コイツも+12V Power Connector
   の他にProcessor Power Connector
   ございますね。


ラベル

: +3.3Vの30AはSP401-RAと変りませんが、+5Vが50Aから40Aに下がってしまっております
  し、逆に+12Vは15Aから25Aへと強化されておりますね。
R兄 SP401-RA(12V)では、+5Vは50Aのままで+12Vは25Aになってますよ。
: おや、そうでしたか。 +5V,+3.3Vと+12Vの合計出力は、370Wから400Wになっておりますね。

後部 前部

: あれ? コイツは、PFC付でしたっけ?
R兄そうですね。 入力切替スイッチもありませんですし。
: しかし、この四角いリセットスイッチは如何にも邪魔になりそうな位置にございますねぇ。
R兄ケースによっては、引っ掛ってしまうかも知れませんね。
W氏 ねぇ、未だ開けないんですかぁ?
: はいはい、今開けますって。 あっ、もしかして『アレ』を使って開けるのですか?(汗)
R兄 当然ですね。(爆)
: ひぇぇ〜、ドラえもんは頭が丸くて、やっぱり使い辛いですぅ。(泣)

開腹

: おやっ?
R兄 あれ?
d氏 如何かしましたか?
: いや、SP401-RAと違って、基板が1枚しかないのですよ。
d氏 おぉ! 本当ですねぇ。
R兄 それにこのアースは、随分な作りですねぇ。(笑)
: えっ? アースってどれですか?
R兄 このヒートシンクにビス止めされている銅板ですよ。
: あぁ、これはアースなのですか。 で、何故にこのようなところに?
d氏 ノイズ対策ですよ。 ヒートシンクから輻射されるノイズを逃がすためです。
: ふ〜ん、成る程。 しかし、有り合せの銅板を半田でくっ付けたという感じですね。

ロフト?
 : おや、こんなところに基板がございますが。
 R兄 こちらも妙な作りですねぇ。
 R兄のお宅の『ロフト』のような?(笑)
 R兄 一寸、違うような。(笑)
 : ブリッジには、ヒートシンクが取り付けられて
   おりますねぇ。
 R兄 でも、これなら外せそうですけど?
 : は、外すのですかぁ?(汗)
 R兄 当然でしょう。(笑)


: こちらの基板には、ヒューズやXコン、Yコンそれにコモン・モード・チョーク等が載っている
  だけですので、PFC回路などはこの下にあると思われるのですが。
R兄奥の方に小さな基板があるのですが、暗くって良く見えませんね。
: 箱から外さないと駄目ですかねぇ。

: トロイダルの後のヒートシンクに、3つ程並んでいるようですが...。
R兄 1番左のものには、「HFA16TA60C」とあります。
: ソイツは、International Rectifier のものでございますね。
R兄 後の2つは、トロイダルが邪魔で全く駄目です。
: この状況では、仕方無いですねぇ。

反対側から
 R兄 ここに半固定抵抗がありますね。
 : でも、『封印』されておりますが。(泣)
 d氏てらさんプロテクト』ですね。(笑)
 R兄 ちゃんと『解除』して回して下さい。(笑)
 : はいはい。
 W氏 コネクタが、沢山並んでますねぇ。
 R兄 1番下が、リアFANのようですね。
 : そうですね。 後の奴は皆同じ形状のよう
   ですので、迂闊には外せませんね。


2次側基板
 : おや、こちらにもございますね。
 R兄こちらもやはり封印されてますね。
 : 基板とヒートシンクの間隔が狭いので、覗く
   のはチト辛いですねぇ。
 R兄 この基板、外れませんかねぇ?
 : 外れません!
 R兄 やっぱり?(笑)
 : では、詳細は後日ということで。
 R兄 お願い致します。


W氏あれあれ? もう仕舞っちゃうんですか?
: 先日の奴とは違って、こいつをこれ以上バラシますと収拾が付かなくなりますから。
W氏 え〜! ツマンナイなぁ。
: バラバラのまま持って帰るのは、あの『UPS付電源』の時で懲り懲りです。(笑)
R兄 あれは、ばらすだけでも一苦労でしたからねぇ。
: 元に戻すのは、もっと大騒ぎでしたよ。(笑)


ということで、腑分けは終わっても宴は更に盛り上がり続けるのであった...。


2階建
 それでは先ずは、『2階建』部分でございます。

 2階の右端のコネクタに、AC入力が入ります。
 サーミスタとトロイダルの後にヒューズがござい
 ます。

 1階部分の小さな基板には、Micro Linear
 ML4800CP、PWMとPFCのコンボ・コントローラ
 が載っております。 これは、ZM300A-APFで
 使用されていたものと同じでございますね。


その小さな基板の右側には小トランスがございまして、更にその右には不明なロゴのCNX82A
とSharpのPC123が並んでおります。

ブリッジ
 ちゃんとブリッジのヒートシンクを外しましたよ。

 中身は 新電元工業 のD10XB60、600V・10A
 のものでございます。

 後に見えますケミコンは、日立 のHP3シリーズ
 で、220µF・450Vの85℃品でございます。


基板中央部
 こちらは、基板中央部でございます。

 右の1次側ヒートシンクの1番手前には、Power
 Integrations
のTOP222Yがございまして、その
 お隣には Infineon Technologies の11N60S5
 がございます。

 更にその奥にございますものは、残念ながら
 不明でございます。


左手のヒートシンクの1番手前のものはダイオード・アレイでございますが、スタンプが不鮮明で
詳細は不明でございます。

2次側
 左手のヒートシンクにはサーミスタが取り付け
 られておりますが、SP401-RA等で使われて
 いたものと違って、ごく一般的なものでござい
 ますね。

 その下にもダイオード・アレイと思しきものが
 並んでおりますが、ご覧のような状況のため
 詳細は不明でございます。(泣)


右手のヒートシンクの裏側には、National Semiconductor のLM7912CTとLM7905CTが
並んでおります。

出力部
 コネクタへの出力部でございますが、やはり
 丁寧に纏められております。

 左手の2次側小基板は、予想通り全く覗くこと
 が出来ませんでした。


FANコントロール等を含む主な機能はこちらの2次側小基板に移されたらしく、コネクタの並んだ
フロント側の小基板には僅かな部品が残されるだけとなっておりました。

と、ここまであちこちと覗いて参りましたが、基板上の何処にもメーカ名等がプリントされては
おりませんが、世間の噂のように ETASiS なのでございましょうか?

裏画像
 こちらが何時もの『裏画像』でございます。

 なかなかキレイでございますねぇ。

 しかし、やはりこちらにも何もプリントされては
 おりません。


入力部
 ところで、こちらはAC入力部でございまして、
 インレット部分は Yunpen のYA10Pという
 フィルタになっております。

 そしてその下には小基板が直付けされており
 まして、コモン・モード・チョークとYコンが2つ
 載っております。

 ここも前掲の『2階建』部分も、如何にも作りが
 イマイチなのですが...。


リアFAN フロントFAN

リアの排気FANは Nidec のD08T-12PU、0.22Aで3,400rpm・34dBAというものでございますが、
フロントの吸気FANは何者でございましょう? 『EVERFLOW』で検索致しますと、相当なHit数が
ございまして、結構幅広く使用されているようなのでございますが、それらしいサイトが見つかり
ません。

さて、それでは組み戻して点火してみることに致しましょう。

+3.3V +5V +12V

テスタを当ててみますと、このような感じでございます。 しかし、SP401-RA以上に轟音・爆音
でございまして、『一般住宅』での使用は少々厳しいかも知れません。(笑)

+5VUp +5VDown
+12VUp +12VDown

2次側小基板脇にございました半固定抵抗の『封印』を丁寧に取り除き、左に回しますと+5Vと
+12Vが連動して上がります。 当然、右に回しますと下がります。 SP401-RAでは主要3出力
を個別に弄べましたのにぃ...、と思案しておりましたところ、ふとある考えが思い浮びまして
測ってみました。

+3VUp +3VDown

何と、予想通りに+3.3Vも連動して変化致しました。(汗)

お次は2次側小基板上の半固定抵抗でございますが、こちらも丁寧に『封印』を取り除きました
が、如何しても回ってくれません。 取付位置と方向を考えますと余り無理に力を加えることは
出来ませんので、残念ながら断念致しました。(悲)


流石に3DMark 2000とかにもそろそろ飽きてはきたのですが、結果の比較一覧性のためには
そのようなことも言ってはおられませんので、取り敢えず何時ものテストをこなしてみましたが、
期待に反してごく普通の結果となってしまいました。

こちらは『REV:A』とのことですし、作りも中途半端であるような感じが否めませんが、今後の
Revisionアップで改善は望めるのでございましょうか? お値段等も考慮致しますと、現時点
ではSP401-RA(12V)の方を選択するのが良いのでしょうか?


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