SSI EPS12V? HP2-6460P
U氏:
P4DC6 の 24pin コネクタに 20pin 電源は何かイヤなので NMB OEM と思しき電源を
発注中。 きっと今週末には届くでせう。
私: この電源ですが奥行は 140mm と普通ですし、+12Vも1系統だけのようでございますね。
何か、フツー の電源に24pinコネクタを付けただけのような気も致しますが...。
U氏:
しまったサイズを見落としていた。 やはり外見だけ似せて作ったのかな?
う〜ん、とすると以前探していた HEC の電源が元なのだろうか。
多分、通常の 20pin M/B でも挿す事が出来れば動くかと。 うむまさにいい感じでネタ
らしくなってきました(笑)
私: いやいや、誠にありがたいことでございますなぁ。(爆)
で、今度の幹事は ○みのさん で決まりですか?(殴)
とある掲示板でこのような遣り取りがございまして、「ネタのための宴会」なのか「宴会のための
ネタ」なのか良く解りませぬが、例によって何時もの怪しい宴会が挙行されることと相成りました。
店員: ぃらっしゃいませ〜ぇ!! おやっ!?
私: こんばんは〜。 えとぉ、7時から予約を入れてある筈なのですが。
店員: あっ、今日は ○みのさん でご予約ですか。 はいはい、こちらへ。
と、通された席は、何故か何時もの席であった。(笑)
私が到着したのが7時10数分前、次に M氏 がおみえになったのが7時5分前、とここから皆さん
立て続けにみえられ、それから30分も経たないうちに、本日の参加者10名全員が揃いました。
う〜ん、今日は皆さん気合が入っていらっしゃる?(爆)
U氏:
そうだそうだ。 忘れないうちに、コレをお預けしておかねばなりませんね。
私: おぉ、何時も何時も貴重なものをありがとうございます。
私: それでは早速、拝見させて頂きましょうか。 成る程、『SUPERMICR●® Pentium4 XEON®
M/B 対応』とございますですねぇ。
U氏:
ですから、てっきり『SSI EPS12V』対応のものかと思ったのですが。
私: 残念ながら、何処にも『SSI EPS12V』対応とはございませんですねぇ。
私: のっ? 何だぁ? 箱の中にまた発泡スチロールの箱が入っておりますね。
U氏:
そうなんですが、これがまた全く中身の電源とフィットしていないのですよ。(笑)
私: へっ? どれどれ...、本当ですねぇ。(爆)
U氏:
切り欠きがあったりするんですが、全く意味が無いでしょう?
私: ですねぇ。 しかもコレ、上と下が全く同じモノでございますねぇ。
U氏:
これって実に、『ネタ』にピッタリの電源でしょう?(笑)
私: んー、そーゆうことで済ましてしまって、良いのだろうか?(汗)

私: いやぁ、これだけケーブルが長くて多いと
重いし邪魔だし。(笑)
M氏:
軽いと、持っただけで見切られてしまう
からとか?(笑)
私: そういう問題では、無いでしょうが。
U氏:
ケーブルの長さとコネクタの種類と数で
言えば、これは立派なものと思われ。(笑)
私: それも、絶対に違うと思われ。(爆)

私: ラベルでございますが、+3.3Vと+5Vの
合計出力制限がございません...です
ね。
M氏:
単に書いていない、というだけでは?
私: そうかも知れませんです。 しかし、+12V
が27Aというのはスゴイですね。
U氏:
アノ光る480Wは、幾つでしたっけ?
私: 確か、22Aだったと思いますが?
U氏:
う〜ん、480Wより更に上をいく460Wです
かぁ?(笑)
私: だ・か・ら、絶対にそういう問題ではござい
ませんってば。(笑)
私: ん? 『AC INPUT:100-240V』とござい
ますですね。
私: むぅ、やはり入力電圧の切替スイッチは、ございませんですか。
U氏:
見た目は結構、アッサリとしておりますでしょう?
私: こちらには、『115V/230V AUTO SENSING』と書かれたシールもございますですね。
私: しかし、これは一体...。
M氏:
何を悩んでいるのですか?
私: いや、蓋を取り付けているビスの位置が、尋常では無いのでございまして...。
U氏:
んー、やはり流石は『ネタ』にピッタリの電源か?(笑)
私: 何か、『L字型』に蓋が取れるようでございますね。
私: ぐぅ、ぐぉう。 うがぁぁぁぁぁぁ!!
M氏:
おやおや! 大分、苦労なさっておりますようですね。(笑)
私: どこか引っ掛っておりますのでしょうか、ヒジョーに固いですぅ。(悲)

私: ふぅ、やっとこさ開きました。(汗)
U氏:
ヒートシンクは、結構立派ですね。
M氏:
立派過ぎて、下が見えませんね。(笑)
私: パッと見では、普通でしょうかねぇ?
U氏:
それでは、『ネタ』にならなくて嫌ですね。
私: ですから、そうじゃないってばぁ。(笑)

私: ACインレットからのこの黒と白のケーブル
は、下部が太くなっておりますですが...。
師:
ん? 中にヒュ−ズでも入っているのでは
ないのか?
U氏:
ヒューズは、その脇に突っ立っているよう
でございますが。
師:
おや、本当じゃの。
M氏:
ただのコネクタではありませんか?
師: 成る程。 確かにその様じゃのぉ。(笑)
師:
で、この基板の妙な切り欠きは、何のためじゃ?
U氏:
一応、リアのFANを避けているようですが。
師:
このビス穴の位置では、このような切り欠きは全く無意味なようじゃがのぅ。(笑)
M氏: 小さなヒートシンクを背負った奴が、幾つか並んでおりますが?
私: 手前の奴には、新日本無線 のロゴと『7805A』とございますね。
師:
ふむ。 で、その奥の奴は如何じゃな?
私: う〜ん。 残念ながら、ケミコンが邪魔で何も見えませんです。(汗)
M氏:
右側の奴は、如何ですかね?
私: え〜っと。 このロゴは、確か見覚えのあるような...。
師:
ドレ、思い出せるように、少し刺激を与えてやろうかのう。(笑)
私: ヤダっ! あっ、Advanced Power Electronics Corp. でございますね。 『80N03P』と
ありますのでAP80N03P、80A・30VのPower-MOSFETでございますな。
師:
チッ、ツマランのう。(爆)
私: やっ、良く見ると裏にも同じものがもう1つ付いておりますね。

私: げぇ! 何ですか、このトロイダルは?
師: PFCの昇圧用、のようじゃがな。
私: これって、1つでございますよね?
師:
コアは、3つ程並べているようじゃがの。(笑)
U氏:
やはり手巻き、ですか?
師:
こんなモン、機械じゃ如何にもならんぞ。
U氏:
成る程。 そういうものですか。
私: 後の小さなヒートシンクを背負った奴には、
Power Integrations のロゴが見えますが、
下の方が...お、233Yでございますね。
師:
そのブリッジは、如何じゃな?
私: 残念ながら、何も見えません。
師: ふむ、そうか。 それでは後はまぁ、宿題とでもしておくか。(笑)
ということで、またもや怪しげな電源を抱えて、私は宴会からの帰途へとつくのでございました。
それでは、『宿題』の腑分けの続きと参りましょう。

こちらのケミコンは、Rubycon の400V・330µF、
85℃品でございますね。
このようなところに、「小基板」がございまして、
『G E N』というロゴがございますが、何処ぞで
見たような見なかったような?(汗)

こちらが、その小基板の表側でございます。
手前の8pinのものは、STMicroelectronics の
L6385、2信号入力のHalf Bridge Driverでござい
ますか。
その上のSO8なものは、LM393、DualなVoltage
Comparatorで、やはり STMicroelectronics の
ものでございます。
左の16pinのものは、Micro Linear Corp. のML4824CP-1でございますが、Micro Linear の
サイトには、該当する型番のものがございませんですね?
少々調べてみましたところ、PFC-PWM Combo Controllerらしいのでございますが。
師:
あぁ、これこれ。 Micro Linear は、パワーIC部門を Fairchild Semiconductor に売っ
ぱらっちまったのじゃ。 じゃから、データシートは Fairchild の方にあるぞ。
しかし、ML4824の実使用例は初めて見たのう。
成る程。 そういうことでございましたか。 確かに Fairchild にデータシートがございました。
ありがとうございます。 って、何でいきなり出てくるかなぁ。(汗)
左手のヒートシンクには、Infineon Technologies のSPP20N60S5とSPW20N60...見えない。
まぁ、どちらも20A・600VのPower-MOSFETでございます。

こちらは、基板中央部でございます。
メイントランス手前のフォトカプラは、Lite-On
Electronics のLTV-817-Bでございます。
右手のヒートシンクにございますものは、覗いて
みましてもスタンプがございませんようでして、
不明です。(殴)
左手のトロイダルの陰には、International Rectifier のものが2つ並んでおりますが、型番等
の詳細は不明でございます。(泣)
こちらの左手にも、もう1つの小基板がございますですねぇ。

その小基板の陰には、このように半固定抵抗が
2つございました。 回せるかなぁ?(汗)
小基板上の16pinのものの正体は、全く不明で
ございます。

コネクタへの出力部でございますが、Ground線
は比較的マシなのに+5Vはテキトーでございます
なぁ。

こちらは、『SSI EPS12V』では、Baseboard
Power Connector と呼ばれるメインの24pin
コネクタと Processor Power Connector と
呼ばれる8pinのものでございます。
因みに、『SSI EPS12V』では、Auxiliary Power
Connector や +12V Power Connector は、
想定されてはおりませんです。
何か、『INTEL 24PIN』とかって虚しいよなぁ。

ACインレットはEMIフィルタとなっておりまして、
High & Low Corp. の10SS1・Gが使用されて
おります。
『G』って、ラインアップに無いよなぁ。(汗)

FANはこちらのものでございます。 Minebea の
3110GL-B4W-B54、0.30Aとございます。
画像では、光ってしまって見えませんが。(殴)
しかし、「3110GL」何てのは Minebea のサイトに
データシートがございませんですね。
さて、それでは組戻しまして、何時ものように通電テストをさせて頂くことに致しましょうか。

この Baseboard Power Connector は、通常
の20pinのATXメインコネクタに、4pin分を追加
した形になっておりますので、この画像のように
M/B側のコネクタの周囲に余裕があれば、挿して
使用することも出来ます。
ということで、参りましょうか。 『ポチッとな!』
ざっと、このような感じとなりました。 低負荷時でも、なかなか安定しているようでございます。
例の Minebea のFANでございますが、『静音』流行の昨今と致しましては、かなり五月蝿い部類
に入るのではないでしょうか。 その分、風量はタップリでございますが。
さて、先程2枚目の小基板の陰にございました『半固定抵抗』でございますが、ケースに組込んで
しまいますと左側の奴はケーブルの陰に隠れてしまい、回すのが困難でございます。
で、取り敢えず右側の奴を回してみました。 ご覧のように、+3.3V用でございました。
師:
コレ、ぎゅうぎゅう詰めである点を除けば、結構イケテルような...。
そうでございますね。 何か、『ネタ』で始まった筈でしたのに、結構良さげな結果となってしまい
ました。 って、だから、いきなり出てこないで下さいよ。(笑)

先日、Ksさんとおっしゃるお方からメールを頂戴致しました。
それによりますと、今回ZIPPYの6HP2-460B005というバルク品の電源をご購入なされたそうで
ございまして、+12Vが32Aになっている以外はHP2-6460Pと同様のものだそうでございます。
で、こちらには無いような画像を撮影なされたとのことでございまして、『如何でしょうか?』との
お申し出を頂戴致しましたので、早速お願いしてお送り頂いたものがこちらでございます。
尚、都合により画像はオリジナルよりも大分縮小させて頂きました。 何卒、ご容赦願います。
画像をクリック致しますと、多少は大きめのものが別窓にて表示されますが、何しろオリジナル
は1600×1200というものでございまして。(汗)
何と、半固定抵抗に繋がっている抵抗を調べたかったとのことで、2次側の小基板を外された
そうでございまして...。 これはまた、何という『猛者』でございましょうか。
小基板上の16pinのものには、Fairchild Semiconductor のロゴが見えますが、この状態では
それ以上は判別不能でございますねぇ。
因みに、左側の半固定抵抗は+5V用だったそうでございます。 Ksさん、誠にありがとうござい
ました。
6HP2-460B005は、TYANのS2720 (Thunder i7500)の推奨電源の1つとされております。
(2003.02.21記)

