もう1つの『静』! MPW-250N
ぐはぁ! お、重いぞ。 しかも、暑いぞ。 嗚呼、やっとのことでここ迄何とか辿り着いたわい。
ガラガラガラァ〜。
店員: ぃらっしゃいませ〜ぇ!! こんばんは〜! 毎度、どうもぉ〜。
重い荷物を担いだまま、引き攣った表情で何時もの席へと向かう。 と、今日も既に先客が...。
M氏:
お疲れ様です。 おや、今日はまた沢山の荷物ですね?
私: お借りしていた電源をお返ししなければと、3台纏めて担いできたのですが...。
M氏:
ふむ。 これは、なかなか重いですね。
私: U氏 の専用電源に、d氏 の450Wの奴と、
そしてとどめが Iさま のバッテリ付でございます
ので...。
M氏: それはまた、大物ばかりですなぁ。
私: 1,980円の奴が3台でございましたら、R兄 でなくとも楽勝なのですがねぇ。(笑)
M氏:
それは確かに。(笑) あ、そうそう。 先程、『惑星S−タン』さんにお会いしましたよ。
私: あぁ、実は一昨日アキバでバッタリ出くわしまして、今日の宴会にお誘いしておいたのですが。
M氏: あっ、噂をすれば...。
S氏:
こんばんは〜。 来ちゃいましたぁ。
私: いらっしゃいませ。 お疲れ様でした。
と、今日はまた如何したことか、U氏、Iさま、
d氏、 師、
m氏 そして f氏 と、ほんの10分程の
間に立て続けにおみえになられ、瞬く間に『宴』は盛り上りを見せるのであった。
U氏:
てらさん、てらさん。
私: あっ。 はいはい。
U氏: 今度は、コイツの腑分けをお願いしたいのですが。
私: えっ? あぁ? はいはいぃ?

U氏:
SFXなのに、250W という代物でして。
M氏:
今度のネタは、小さくて良かったですねぇ。
私: そうだそうだ。 忘れない内にお預かりして
いた奴をお返ししておかなければ。
U氏:
あぁ、お疲れ様でございました。
S氏:
これで250Wってぇ、信じられませんよねぇ?
師:
ほう! 250Wとは、面白そうじゃのう。
S氏:
あ、ドライバは? デジカメは?
私: 相変らず、落ち着かないですねぇ。
S氏:
あ、いやいやっ、早く開けましょうよぉ。
さて、今回のご依頼の『ブツ』は、東海理化販売さんの MPW-250N でございます。 前述の通り、
SFX電源と致しましては現時点では最高の250W出力を誇る代物でございます。
メインケーブルの長さは48cm程となっておりまして、ご覧のように Auxiliary Power Connector
も +12V Power Connector もございます。 また、Peripheral Power Connector は4個で、
Floppy Drive Power Connector は2個となっております。
しかしながら、東海理化販売さんのサイトを拝見致しますと、メインケーブルの長さは約42cmで、
Peripheral Power Connector は3個、そして Floppy Drive Power Connector は1個と
されておりますが、これは一体何故でございましょうか?

S氏:
156W何てぇ、そんなの絶対に
嘘ですよねぇ。
私: んな事、私におっしゃられても困る
のですが。
S氏:
はい、ドライバですぅ。
私: はいはい、解りましたよ。(笑)
再び、東海理化販売さんのサイトに拠りますと、+3.3Vと+5Vの合計出力は 130W とされております
し、何と+12Vは、180Wとされております。 「12×13=156」だと思うのですがねぇ。 何故だぁ?

私: はいはい、開けましたよぉ。
S氏:
わぁ、記念に『腑分け』の様子をちゃんと
撮影しておかなくてはぁ。
私: あのなぁ...。 しかし、SFXとしては貴重な
スペースが何故か空いておりますねぇ。
U氏:
おやっ! 本当ですね。
師:
その基板が、何かの流用品なのじゃろう。
私: そうですねぇ。 そういえば、何か見覚えが
ございますような気が致しますが。 はて?

私: しかし、お陰様で正体が明白ですが。
師:
おやおや。 Enhance かい。(爆)
U氏:
嗚呼! そんなに簡単にネタバレでは、
詰まりませんねぇ。(笑)
私: あのねぇ! 何を考えているんスカッ!(爆)

私: ケミコンは、TEAPO でございますね。
S氏:
やっぱり、これでは駄目ですよねぇ。
師:
ブリッジは、如何じゃな?
私: Sanken のようなロゴがございますが、
詳細は不明でございます。(汗)
M氏:
『Super静』は、残念ながら期待ハズレ
でしたが、これは如何でしょう?
私: 多分、ごく普通の Enhance でしょう。
S氏:
えぇっ? それでは良く解りませんよぉ。
私: それで、良いんです。(笑)
私: あっ! 私は未だ食べていないのに、餃子がもう1個も無いではないですか!(泣)
師: おや、そうか。 それは残念じゃったのう。
M氏:
何を、子供みたいなことをいってるんですかねェ。 また頼めば宜しいでしょうが。
私: それはそうなのですが...、何となく悔しくて。(笑)
続きは後日のご報告ということで、曹操に早々に腑分けは打ち切って、酒宴へと復帰致しました。
そう致しませんと、割り勘負けしてしまいますから。(殴)

さて、如何も見覚えのある奴だと思いましたら、
こちらにソックリでございますね。
こちらは、Enhance のENP-2120Dでございます。
右上の大きなトランスを避けるために、ここに
スペースが取られていたのですね。
しかし、何故に直ぐに思い出さないかなぁ。(悲)

ということで、当時の資料を整理しておりましたら、このようなものが
出て参りました。 こちらには、「RD-P092C」とございます。
あのトランスが無くなったにも関らず、同じ様にスペースが取られている
ということは、基板の基本的な構成は変らないということでしょうね。

基板をケースから取り出すには、このように
ACインレットや入力電圧切替スイッチも纏めて
外さなければなりません。
ケースにゆとりがございませんので、これは結構
大変な作業でございます。
絶縁シートの陰には、Power Integrations の
TOP222Yがございます。
しつこく東海理化販売さんのサイトに拠りますと、『入力は100V-240Vに自動対応。』とございます
が、その隣の画像にはしっかりと 入力電圧切替スイッチ が写っているのですが、もしかすると
東海理化販売さんってPC電源に関しましては、私以上の ド素人集団 なのでございましょうか?
『Super静』の入力電圧の表記の相違の問題といい、ただ単にメーカから与えられた資料をキチン
と検討もせずに取扱っているとしか思えないのですが、消費者に いい加減 な情報を提供して、
それで『当社の製品は優秀です。』と言われましても、全く信頼することが出来ません。
OEM品に自社ブランドを付けて売ること自体に問題がある訳ではございませんが、このような
テキトーな 仕事の遣り方で簡単にお金を稼ごうと思うことには、大いに問題がございませんか?
さてと...、年寄りの繰言はこの辺りにしておいて、さっさと先へと進むことに致しましょうか。(笑)

基板中央部のフロント側からの様子ですが、
やはりこのような小基板がございました。
基板の表側に、白いフォトカプラが2つ並んで
おりますのが、お解り頂けると思います。
左手のシンクには、三菱 のロゴとFS10...と
スタンプのあるものがございますが、MOS-FET
でございますね。 詳細は不明ですが。(笑)

そういえば、ENP-2120Dではフォトカプラは
黒かった筈ですが、如何でも良いことですね。
左端に、SO8なUC3843Bが見えますでしょうか?
こちらは、STMicroelectronics のものでござい
ます。
右端には、白い半固定抵抗がございますのも
ENP-2120Dと同じでございますね。

コネクタへの出力部でございますが、基本的には
ENP-2120Dと同様でございますね。
左手にFAN用のコネクタがございますのも同じで
ございますし。
但し、右手のケミコンが「金線入り」に、変更に
なっておりますね。
あっ、それと温度検知用のサーミスタが無くなって
おるようですね?

FANは、Adda のAD0812MX-C70でございます。
データシートに拠りますと、2,440rpmで25.4dBAと
されております。
このFANの特色は、ラベルにもございますように、
HYPRO BEARING でございましょう。
「HY」は「Hydro-dynamic wave」で、「PRO」は
「Oil protection system」だそうでございます。
さて、それでは組戻して...って、これがまた結構大変でございましてなぁ。(笑)
はいっ! それでは参りましょうか、ポチッとな。
と、このようになりました。 特に気になる点もございませんね。
FANの音は、『静』シリーズと致しましては大きな方でございましょう。 尤も、メーカの違う製品に
単に『静』のブランドを付けただけでございますので、当然と言えば当然でしょうが。(笑)
しかし、Enhance って、普通のATX電源よりもSFX電源とかの方が出来が良いような気も致し
ますが?
ここに引用致しました東海理化販売さんのWebSite上の記載に関しましては、掲載時に確認した
ものであり、万一その後に東海理化販売さんが修正致しましても、一切私の関知するところでは
ございません。(爆)

