格安ケース付電源 ENP-0733


ここのところあらゆる意味で「ヘビー」なネタが続きましたので、今回は軽くいってみることに
致しました。
ふと思うところがございまして、纏めて3台程ケースを購入致しましたのですが、そのうちの
1台にくっついて参りましたものがこちらでございます。

ラベル
 テクノバードジャパンのケースに付属の電源で
 ございますので、テクノバード・ブランドとなって
 おりますが、当然「OEM」品でございますね。

 「MODEL NO:ENP-0733」とございますが、
 容易にOEM元と製品が推測されて結構で。(笑)

 ところで、テクノバードジャパンは社名変更して
 「ティーバード」になった筈ですが、在庫処分品
 なので旧社名なのかな?
 もっとも、Web上でも未だに新旧両社名が混在して
 おりますようですし。

 各出力等は、左のラベルでご覧になれますね。


全体像
 こちらが全体像でございます。

 ATX電源コネクタのケーブル長は、47cm程で
 ございます。 Auxiliary Power Connector
 も +12V Power Connector もございます。

 Peripheral Power Connector は4個で、
 Floppy Drive Power Connector は2個
 となっております。


リア フロント

「リア」と「フロント」の様子でございます。 FANガードが使用されておりますのは良いですね。
「フロント」のパンチングの様子からみましても、やはり「あそこ」のものの様で。(笑)

開腹
 それでは早速、「腑分け」開始と参りましょうか。

 おや、安物ケースに付属の電源なのにちゃんと
 「EMI Filter」が使われておりますね。

 画像上側のシンクには、2つ穴が開けられて
 おり、更にご丁寧にネジきって面取りまでして
 ございますが、何も付いてはおりません。
 恐らくは、汎用品なのでしょう。


Filter
 「EMI Filter」は、YunpenのYB10A1、定格10A品でございます。

 ETASiSのEPR-400では、同社のYB10A3が使用されておりましたが、
 「A1」と「A3」とでは出力端子が異なるだけでございます。


1次側
 こちらは、1次側でございます。

 左奥のケミコンは、TEAPOの200V・820μF、
 85℃品でございます。 ブリッジは「805」としか
 読めません。



基板中央部
 こちらは、基板中央部でございます。

 右手のシンクには東芝のK2611が、左手の
 シンクにはPhilipsのBYV32Eが見えます。

 中央のトランスの手前を良く見ますと、これの
 素性が解りますね。
 ENHANCE ELECTRONICS CO., LTD.
 ございます。


中央部反対側
 基板中央部を反対側から見た画像でござい
 ます。

 右手のシンクにはSTMicroelectronicsの
 STPS30L40CNが、左手のシンクには
 Power IntegrationsのTOP200YAI
 ございます。
 トロイダルの向うに少しだけ見えております
 のは、STMicroelectronicsのUC3843B
 ございます。


3つ並んだフォトカプラには、「PC817」とございますがメーカーは不明でございます。
パワーサーミスタのお隣に突っ立っております細長く黒いものは、「ヒューズ」でございます。
当然ながら「直付け」となっております。

2次側
 左手の8pinのものは、Texas Instrumentsの
 TPS5510Pで、3.3V、5V、12Vの3チャネル
 電源監視用チップでございます。

 ケーブルの下に見えます同じく8pinのものは、
 STMicroelectronicsのLM393Nでございます。


出力部
 こちらはコネクタへの出力部でございます。
 綺麗とは申せませんが、こんなものでしょう。

 右手に見えます小さなヒートシンクには、
 3端子レギュレータが取付けられておりますが、
 恐らく「7912」ではないかと。


FAN
 排気FANは、こちらでございます。
 ADDAのAD0812HB-A70GL、0.25Aとござい
 ます。

 SP-401RAやEPR-400の吸気側で使用されて
 おりましたのはAD0812HS-A70GLなのですが、
 同じく0.25Aですので違いを調べようと致しました
 が、ADDAのサイトに繋がりませんですね。(汗)


裏画像
 はい、ではお約束の「裏画像」でございます。
 まぁ、こんなもんでございましょう。(笑)


Enhance
 良く見ますと、このようにございますね。
 こちらの方が見易いですね。


それでは、組み戻して通電してみることに致しましょう。

+3.3V +5V +12V

ざっとこのようになりました。 しかし、このFANは結構五月蝿いですね。

さて、3,480円のケース付電源(?)でございますので、全く期待してはおりませんでしたが、
お値段の割にはまともに出来ております。
もっとも、元になっておりますEnhanceのEPN-0730は、単体では7,000円弱で販売されて
おりますようですから。(笑)


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