細くて長いの。 DPS-100LBA
ある土曜日の夕方近く、何時もの如くアキバの裏通りをぶらぶらと流していた私の目に、
ふと露天の商品が入りました。 税込みで3,000円也。 よっしゃぁ、1つ買うたるでぇ。
ということで、今回のネタは、少々 変り者 でございます。

こちらがその「ネタ」でございます。 W×H×Dは70mm×45mm×200mmとなっております。
(FANの突起部5mmを除く。)
メインコネクタのケーブル長は10cm程しかなく、その他には Peripheral Power Connector
が 1つ だけです。

こちらが、ラベルでございます。
DELTA の DPS-100LBA。
FlexATX の電源でございます。
+12Vは、1.5Aしか出せないのに、
+5VSBは、2.0A です。

こちらが、電源後部でございます。
入力切替スイッチしかございません。
おぉっと、230Vになっている。
危ない危ない。

そうそう、FANが剥き出しですので、このような
注意書きがありますが、ちょっとドジ。

蓋は、4つのビスで留められておりますが、
爪が1箇所引っ掛かっておりますので、
開けるには少々コツが必要です。
狭いところに、こちょこちょと詰め込まれて
おりますね。
画像の右側が入力部で、左側が出力部です。

FANは、このようなものでございます。
ADDA の AD0612LS-D70GL、
60mm角のもので、厚さは15mmです。
五月蝿いかどうかは、また後ほど。
それでは、少々細かく見てみましょう。

こちらは、AC入力部付近でございます。
左で横になっております2つのケミコンは、
Luminous Town Electric Co., Ltd. のもの
ですね。85℃品ですが、それ以外は不明です。
中央上の小さなブリッジは、2KBP08M かなぁ、
General Semiconductor の2A・800V品、
でしょうか。
右下の灰色のXコンと思しきものは、残念ながら
正体不明でございます。

こちらは、基板の中央部付近でございます。
左上に、かすかに見えますTO-220のものは、
International Rectifier のMOSFET、
IRFBC30でございます。
中央下部に2つ並んでおりますフォトカプラは、
黒い方が TLP721F、白い方は TLP621 で、
どちらも 東芝 のものでございます。

こちらは、出力部付近でございます。
右側には、サブボードがついておりまして、
右上の白くて丸いものは、半固定抵抗です。
黒いケミコンは ルビコン電子 のもので、
茶色のは 日本ケミコン のものです。
どちらも105℃品でございます。
後は...、ごちゃごちゃ で見えん。(笑)

こちらは、サブボードの裏側です。
右に見えます16pinのものには、DNA1002D と
ございますが、はて? コイツは何者でしょう?
サーチ致しましたところ、中文のBBS がHIT
致しました。そちらには 日立 の文字が
ございましたが、それ以上は不明です。
左の14pinのものは、STMicroelectronics の
ものでございますが、TS339 のようです。

こちらは、メインボードの裏側です。
STMicroelectronics の8pinのものがあります。
3843B とございますので、PWM CONTROLLER
のようですね。
きっと、コイツで表のMOSFETをドライブしている
のでしょう。
それでは組み直して、点火してみることに致しましょう。えぇいっ、ポチッとな!
FANの音は、可も無く不可も無し、といったところでしょうか? サイズの割には静かかな。
やはり、テスタを当ててみましょう。

このようになりました。+12Vは、ちょっと根性無さ過ぎのようですね。
では、先程見つけました、サブボード上の半固定抵抗を回してみましょう。


こんな感じでございます。
しかし、このような特殊な電源は、特殊な目的にしか使えませんね。(笑)

