デルタ再び。 DPS-300KB-1A
Varius500 や EG651P-VE を腑分けして、電源ネタ も少々食傷気味になっておりましたが、
やはり、悪性の 病気 は完治するということがございませんようで、またもや新たな 生贄 を
手に入れてしまいました。 というのは全くの 嘘 でございます。(笑)
未だに残る素性の知れない250W電源のリプレース用として、300Wクラスのものを物色致して
おりましたが、普通の値段で真っ当なものをと考えましたら、これになってしまいました。

DELTA社製 DPS-300KB-1A
ATX2.03 対応・300W
AMD推奨品 Athlon 対応
って、書かなくとも見えますね。

こちらはラベルでございます。
今回、少々工夫を致しまして、
ラベル全体がキチンと読める
ように致しましたのですが、
ピントがイマイチでしたね。
残念!

こちらはリア側ですが、On/Off switch が
付いておりません。
トライコーポレーションさんの扱いのものには、
付いているようですが。
トライコーポレーションさんのものはこちらです。

さてこちらが、全体像でございます。
メインコネクタのケーブル長は、28cm程です。
Peripheral Power Connector は5個、
Floppy Drive Power Connector は1個
でございます。

そしてこちら。
中央が、ATX Main Power Connector で、
右のP8が、Auxiliary Power Connector、
左のP9が、+12V Power Connector です。
最近は「Aux Connector」が、「P2」でないもの
が多いようで。(笑)
それでは、腑分け 行っきま〜す!

構造的には、ATX2.01の DPS-338AB と同様で、「コの字型」にカバーが外れます。
流石にこの手のものにも馴れてまいりましたので、簡単に取り外せました。(笑)
さて、DPS-338ABでは、上下ともシールドされておりましたが、こちらは何もありません。
サブボードも、DPS-338ABと比較致しますとかなり小さいです。

フロント側から見たところです。
ヒートシンクもDPS-338ABと
似ておりますが、サブボードが
小さい分だけ背が高くなって
おります。

こちらが、サブボードの表面 でございます。 左側がAC入力部になります。
中央のトロイダルの間から出ている2本の線は、電圧切替スイッチに繋がっております。
左端と中央の黒いXコンは、岡谷電機産業さんの PAB224 でございます。
右寄りの青いものには、100nF・275Vとありますが、それしか見えない。 何処のものかな?
ブリッジには、GBU8K とあります。General Semiconductor の8A・800Vのものですね。

これは、1次側のケミコンでございますが、
日本ケミコンさんの、SMH シリーズの
200V・680μF、85℃品です。
DPS-338ABでは、ルビコン電子さんのもの
でしたが、200V・1000μF、105℃品でしたので、
ちょっと残念かな?

左の画像ですが、3つ並んだフォトカプラは、Infineon Technologies のSFH617Aです。
左隣の8pinのものは、ON Semiconductor のUC3843BNです。Current Mode Controller
ということは、こいつでMOSFETをドライブしているのかな。
右の画像は1次側のヒートシンク内側です。茶色いケミコンが、左の画像の中央のものです。
これは STMicroelectronics のP2NA60? う〜ん、データシートが見つからない。
その奥の方には、TOSHIBA の2SK2611が、二つ並んでおります。

ややっ、こんなところに半固定抵抗が2つありました。
しかし、基板をきっちりと組上げてしまうとサブボードが邪魔で回せそうも無い位置ですね。
ちっちゃこいケミコンがあっちゃこっちゃ向いているのが、気に入りませんね。(笑)
左の画像は、2次側ヒートシンクの外側です。手前は、National Semiconductor の
LM7912CTで、そのお隣が、STMicroelectronics のL7905CVでございます。

こちらがコネクタへの出力部でございます。
一番左に見えますのは、ファンコネクタです。
こちらで使われております青い?ケミコンは、
Luminous Town Electric Co., Ltd. の
ものですね。 一応105℃品でございます。

ファンはこのようなものです。
DELTAのマークがあります。
型番は、DSB0812H。
0.21Aとございます。
それでは、何時もの如くテスタを当ててみることに致しましょうか。

ざっと、このような感じでございます。+5Vと+12Vが少々下目ですね。
先程の2つの半固定抵抗ですが、上の画像の右側のもので+5Vと+12Vが変化致します。


もう一つの方は、回してみましても残念ながら変化はございませんでした。
DPS-338AB の廉価版といった印象ですが、まずまずなのではないでしょうか?

