100V国内仕様の電源 ST-301HR


今度は、1999年の8月も末近くのことでした。例によっていつもの「なんでも掲示板」にて、
重要な(?)情報を提供して頂きましたので、いそいそとアキバに買いに参りました。
(不急の物をついつい買って仕舞っておくのは、ご承知の通り、私の悪い癖です。)

今回のターゲットは、「Seventeam製 ST-301HR100V \7,280- 」です。
ST-301HRとしては、私の知る限り当時のアキバ最安値。しかもしかも、日本国内仕様!
これはもう買うしかないでしょう。何といっても天下のSeventeam製ですからねぇ、
いつもの怪しげな物とは違います。

全体像
 こちらが、上から見た全体像です。
 別段変ったところはありません。

 当り前か。


側面ラベル
 こちらは側面のラベル部分です。
 MODEL:ST-301HR とだけで、
 100Vとは書いてありません。

 もしかして、...


 そうそう、肝心の出力の方ですが、
 300W電源としては非力です。
 +12V以外は250Wクラスです。


付いてます カバー?

外してみました 外してみました2

115Vと230Vの切替スイッチ(ブルーのコードが繋がっている奴)は、きちんと付いております。
ただ、切替できないように100Vと刻印されたカバーが、付けられているだけです。
こんなものは、外せば何の役にも立ちません。当然といえば、当然ですが。(笑)


私が購入した当時の、そのショップのHPでのキャッチコピーでは、

 ・高性能で人気バツグンのSeventeam製電源に特別注文モデルが登場 !!
 ・日本での使用を第一に考え,100V専用になりました!
 ・ボールベアリングファンの採用で耐久性が格段にUP!
 ・□○△が自信を持ってオススメします !!

とあったものです。
残念ながら現在は、「100V固定タイプ」としか表記されておりません。何故でしょう?(笑)
「100V固定タイプ」でも、間違っていますよね。115Vですからねぇ。
あっ!「100V(刻印カバー) 固定タイプ」ということでしょうか?(笑)

電源内部 こちらも

電源内部の画像です。左側が今回購入した、日本国内仕様 ST-301HR100Vで、
右側が、以前より空冷さ〜ばで使用している、ただのST-301HRです。(笑)
ただのST-301HRは、ご存知の通り、センサ部を取り外し、FANも交換してあります。
細かく見ると幾つかのパーツが異なりますが、パーツのスペックは変わりません。
基板も全く同じものでした。これも当然といえば、当然ですが。

ちなみに、FANも以前のものと同じ、SUNONのKD1208PTB1です。

このご報告を、「なんでも掲示板」にさせて頂きましたところ、かなりの顰蹙ものでした。
「誇大広告」、「詐欺」などというご意見もございましたが、私は別に怒ってもいません。
ST301HRが安く購入できましたし、話のタネにもなりましたので。(笑)
これはただたんに、ショップの方の知識が足りなかったというだけのことでしょう。


さてと、ショップいじめはこれくらいにして(笑)、少し様子を見てみましょう。

ライン・フィルタ
 AC入力部には、ライン・フィルタが付いています。
 しかしよく見ると、DELTA ELECTRONICS とありますね。
 何故でしょうか。(笑)


入力側
 入力側のアップです。XコンにYコン、
 後ろの黒いものはブリッジ・ダイオードです。
 RS405Lというと、600V・4A品でしょうか?

 ケミコンには、TOSIN と書いてありますが、
 何者でしょうか?
 200V・680μFという代物です。


+5vsb
 ケミコンの後ろに3端子レギュレータが。
 中央の紫の線は+5VSBですので、
 恐らくここで作られているのでしょう。

 こちらのケミコンは、こんな奴です。
 JPCE-TUR?
 何者でしょうか?


出力側
 こちらは出力用の配線部分です。
 お世辞にも綺麗とはいえません。



さて、Seventeam製電源の特徴は、何と言っても+3.3Vと+5Vを可変できることです。
このため、VIOを上げて、CPUのキャッシュに無理やり活(喝?)を入れてやり、
強制労働させようという、無情な(笑)方々に人気があります。

、最近のMBでは、CPUコア用の+3.3VをMB上のレギュレータで作製しているものが
沢山ありますので、ご注意を。

+3.3V +5V

左側のものが+3.3V可変用、右側のサブボード上のものが+5V可変用です。
早速、どのくらい可変できるものか、試してみましょう。先ずは、+3.3Vを可変させて見ます。

+3.3vup  +3.3vdown

時計回りに回しますとUP、反対でDOWNになります。あまり変化しませんね。次は+5Vです。

+5vup  +5vdown

こちらも大したことはありません。やはり微調整用なのでしょう。次は気になるところです。

+12vup  +12vdown

おおっとやはり、+5Vと一緒に+12Vが可変致します。
ATX電源は、基本的に皆このような構造になっているのでしょうか?

この件に関しまして、次のような情報を提供して頂きました。ありがとうございます。

 「パソコン電源はマルチ出力であり、また特に安く作る工夫のため、
  +12V出力は+5Vの出力制御で、制御されるものが多いようです。
  この結果、+5V出力の調整を行うと+12V出力も変動することになります。
  また、+12Vの安定度は+5Vなどと較べると低くなります。」

う〜ん!! やはり何処の世界でも、メーカさんは苦労なさっているのですね。
しかし、商品として市場に出回っているからには、手心を加える訳には参りません。(笑)


それでは、おまけのページへどうぞ。


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